エスプレッソーダとても長く売る気があるとは思えませんが。

私は今、出張で4ヶ月ぶりに日本へ帰ってきています。前回の帰国からまだたったの4ヶ月ですから、特に日本が恋しいということもなく、普段は日本にいる時とそれほど変わらない妻の料理を食べていますし、昼食に日本料理店へ行く事も少なからずありますので、日本食に飢えているということも全くありません。しかし、ミシガンではどうにもならないのがデザート類です。チェリーパイなど逆に日本ではなかなか食べられないものもあるのでそれはそれでいいのですが、私の好物であるシュークリームなど、クリームを使ったデザートなどは本当にダメです。まあ私が知らないだけで美味しい店もないことはないのだろうと期待したいところですが、それもなかなか絶望的な気がします。

ということで、今回日本にいる間に色々なシュークリームを食べてやろうなどと思っているのですが、それとは別に、ブログ界隈で話題になっている新製品なども試してみたいと思っていました。アメリカにいて日本のニュースなどを見聞きしていて、帰国したら買ってみよう、というようなものは色々あるはずなのですが、結局忘れてしまっているものも多いです。そんな中で最近の新製品、コーヒーなのに炭酸飲料というサントリーの「エスプレッソーダ」はコーヒー好きでキワモノ好きな私にはまたとない獲物です。まさか一般ウケするものとは思えないので、探して買ってみようというつもりでいたのですが、何気なく入ったホテル前のコンビニで早速見つけてしまいました。テレビCMも流していますし、結構大々的に売り出されているようですね。

早速飲んでみましたが、若干思っていたのとは違う味でした。そもそも、私は甘くないものだと思い込んでいたのですが、ほのかな甘みがついています。とはいえあくまで甘みという程度のもので、全く甘すぎることはなく、後味にしつこさはありません。しかし、「エスプレッソのようなコク」と謳われているのでそれはどのようなものなのかと期待していたのは外れでした。確かにコーヒーの風味ではあるのですが、どこかで知っている味…と考えてみるとこれはコーヒーキャンディーの類の味なのです。さすがに本当のエスプレッソのような味を期待してしまっていた私が悪かったのでしょう。「エスプレッソのようなコク」とは言っていても「エスプレッソのような味」とは言っていませんからね。

ということで私にとってはガッカリ新製品であったわけですが、これはいつまで店頭に並んでいることができるのでしょうか。物珍しさで最初はそれなりに売れるのかもしれませんが、スタートダッシュでどれだけ売り切るかが勝負なのでしょうか。当たれば儲けもので長く売り続ける気もあったかもしれませんが、まあこの夏の間で終わりなんでしょうね。かつてあったスイカソーダのような季節限定商品のようなものなのかもしれません。いや、クリームソーダになったスイカソーダ2は私は結構好きだったんですけどね…まあスイカソーダの後継としては無難ではありましたが。