BookBook for iPhone 6これはいい買い物。

毎年11月の第4木曜日はアメリカではサンクスギビング、感謝祭ということで、中国人にとっての春節のような特別な祝日ですが、もちろん日本にはそのような習慣はないので私も「向こうは休みだな〜」くらいの感じですが、続々届くダイレクトメールでその後にやってくるブラックフライデーのことを思い出しました。以前は翌週月曜日に職場のPCからオンラインストアに注文する人が多かったのでサイバーマンデーなどと言われていましたが、ブロードバンドやスマートフォンの普及した今は月曜日まで待たずとも、もうサンクスギビングの晩から簡単に注文できてしまうのでアメリカではあまり言われなくなっているのではないかと思います。むしろサンクスギビングなんて全く無関係な日本の業者の方がサイバーマンデーを強調していてやや滑稽な感じです。

さて、今年はもう日本までの送料がかかってしまうので、よほど安くないかぎりブラックフライデーセールの意味もありませんが、私にとっての掘り出し物だったのがTwelve Southの直販でBookBook for iPhone 6s & 6s Plusが半額の$30というものです。送料が$25ほどかかるため合計ではiPhoneのケースとしては決して安いものでなくなってしまいますが、日本では通常9000円ほどで売られているようなのでそれに比べればだいぶ安く買えることになり、私も注文を決断しました。

【日本正規代理店品】Twelve South BookBook for iPhone 6s Plus/6 Plus (本革ブック型ケース) クラシックブラック TWS-PH-000022c

私は昨年iPhone 6 Plusを使い始めるときに手帳型のカバーを購入して使っていたのですが、無名ブランドの安物だったので1年も経つとくたびれてしまい、カバーを閉じる金具もゆるくなっていたのでそろそろ買い換えたいと思っていたのでした。もともと以前からBookBookはいいなあと思っていたので6 Plusでは最初からBookBookを使いたかったのですが、6 Plus用はiPhoneの発売に間に合わなかったというどころかそれから何ヶ月もかかっていたのでどうしようもなかったのでした。

このケースの特徴は写真を見ての通り、古い革表紙の洋書を模したデザインです。特に背表紙に当たる部分は凝ったデザインになっていて、非常に良い雰囲気を持っています。表紙部分はプレーンで装飾はありませんが、ここにも表紙らしいデザインが施されているとさらに良いでしょうね。まあ値段はさらに上がってしまうのでしょうが。評判が良くないのは裏表紙部分で、カメラ部分が大きく切り欠かれてしまっているのが残念な感じです。

このiPhone 6 / 6 Plus用ではケースに入れたまま表紙から外せたり、表紙をスタンドとして使えるような機能が与えられているのですが、おそらくそれがカメラ部分の切り欠きを余儀ないものとしてしまっているのではないかと思います。私はきっとこれらの機能は使わないと思いますが、多くの人がそうなのだとすれば完全に蛇足だったということになります。デザインありきの製品なのですから、機能のためにそこで妥協してしまったのはいただけません。

とはいえ、裏表紙を上にして置かなければ気にならないので、私はまあまあ満足しています。なお、内側にはカード入れが5枚分もあって便利なのですが、実は私はこれも使っていません。ICOCAを入れたらiPhoneをタッチして電車に乗れて便利かなと思ったのですが、iPhoneのNFCが反応してApplePayが起動して、邪魔をしてしまいダメでした。日本ではApplePayが使えないので完全に厄介者ですね。