Gatsbyこれも環境に応じた進化の一つ?

女性の化粧ほどではありませんが、男性が煩わされているのが毎朝の髭剃りだろうと思います。無精髭はセクシーで好き、と言う女性もいますが、大抵の場合それは手入れされた「無精髭風」なスタイルのヒゲであって、本当に無精して伸びたようなヒゲはやはり汚らしくて、好みにもよるかもしれませんがいいものではないと思います。口ひげあごひげを生やしている私もそれらはちゃんと整えていますし、それ以外の部分は毎朝剃っています。

その髭剃りの友に私が長年愛用しているのがGATSBYプレシェーブジェルという製品です。

ギャツビー プレシェーブジェル 140ml

これは電気髭剃りを使用したいわゆるドライシェービングの際に、髭剃りの滑りを良くするための微細なパウダーを配合したローションで、ローション自体はアルコールなのですぐに乾き、パウダーだけが肌に残ってスムーズに髭剃りができるというものです。ジェルといっても実際には粘度はかなり低くほとんど液体ですが、ローションタイプのものよりも肌に塗りやすいので私はこちらを気に入って使っています。

特に湿度が高く、また朝から汗ばんでしまう夏場、これがあるのと無いのとでは剃りやすさが格段に違うのですが、アメリカに行ってみると似たような製品を見つけることができませんでした。そこで3月に家族を連れて行くために一時帰国した際に4本ほど買い込んで行ったのですが、実は結局封を開けることもなく全く使わずに持って帰ってくることになってしまったのでした。というのも、ミシガンの家は全館冷暖房が効いていて寝汗をかくようなこともない上に、そもそも屋外の湿度もかなり低いので運動でもしないかぎり汗をかく事自体がほとんどないのです。したがって、このようなローションを使わずとも毎朝乾燥気味な肌の上を髭剃りがスムーズに滑るので、そんな製品には存在価値がないということだったわけです。

というわけで持って帰ってきたローションは今になって使っているのですが、1回に使う量がわずかなので140mlしか入っていない割にかなり長持ちします。日本でも冬場は必要ないということもあり、1本で1年ほどは持ってしまうのではないでしょうか。買い置きはまだ3本ありますのであと3年は心配しなくていいということになりますが、最後の方は買ってから8年というようなことになると品質的な問題はないのかと気になってきますね。まあ400円程度のものなので惜しまず新しい物を買えばいいのですが。