Wilkinsonどうして今までなかったのか。

ウィルキンソン」というとその名前から海外のブランドのように思ってしまいがちですが、実は兵庫県の有馬温泉の辺りの生まれだということはよく知られたことでしょうか。ここでイギリス人のClifford Wilkinsonなる人物が飲用に適した炭酸泉を見つけ、それを瓶に詰めて売りだしたのが始まりだということですが、私はここの辛口ジンジャーエールが好きで、ちょっと前にはCostcoで瓶入りのものがケースで安く(1本60円程度)売られていたので買ってしまいました。このジンジャーエールもかなり砂糖が使われていると思いますが、ショウガの辛さが効いているので少量でも満足感があるのが良いです。

さて、このウィルキンソンブランドからドライコーラなる製品が発売されるということをとあるニュースサイトで知りました。そしてその発売日が7月19日ということで楽しみに待っていたのですが、今日近所のスーパーに買物に行ったところ、入口付近に山積みになって売られているのを見つけてしまいました。少々フライング気味ですが、まあ大した問題では無いのでしょう。とりあえず私は2本買ってみて、先ほど家族で試飲してみました。

アサヒ ウィルキンソン タンサン ドライコーラ 500ml×24本

「炭酸水なのにコーラ!」という謳い文句そのまま、炭酸水に香料でコーラの香りがつけてあるというもので、糖分や甘味料は一切使われていないというのがポイントです。このため、後味は非常にすっきりしていて、それこそ水代わりに飲むには最適です。甘い飲み物は飲んでも飲んでも喉が渇いてしまうものですが、この商品であればそのようなことは心配なく、ゴクゴク飲むことができるでしょう。といっても炭酸は通常のコーラ並みの強さで効いているので、あまり一気に飲むことはできないかもしれません。

コーラというとどうも甘いものだと思ってしまいますが、実はそんな必要はなかったのだということに気付かされる製品ではないでしょうか。「カロリーゼロ」とか「砂糖不使用」と謳われる製品でも実際は人工甘味料で甘くしてあるということがよくあって、アスパルテームの後味が苦手な私は苦々しく思っているのですが、その甘味は本当に必要なのかということを各メーカーにも考え直してほしいものです。

ちなみにアメリカではレストランで注文するときにただ”Diet”と頼めばDiet Cokeが出てくるくらい定着していましたが、健康が気になるなら一日に何リットルも飲むのをやめるべきですよね。オーガニック製品を選ぶような意識の高い人はフルーツの香りがついた甘くない炭酸水などを飲んでいるようなのですが。まあ、このドライコーラでもいくらでも飲んでいいというものではないのかもしれませんが、少なくとも甘さに慣らされてしまうよりはいいでしょうね。