Reese's Piecesいくら好きだからって。

アメリカ人のピーナッツバター好きは知っている人は知っているという程度でしょうか。私も聞いてはいたのですが、それがお菓子になっているとまでは知りませんでした。それがReese’sというもので、ピーナッツバターをそのままチョコレートでくるんだような、非常に甘くてこってり濃厚、かなりカロリーが高そうですが、実際2個入りのパッケージでは210kcal、ナトリウムも150mgも入っており、大変体に悪そうです。確かに子供の頃はピーナッツバターをパンに塗ったあと、そのスプーンを舐めるのが最高の喜びだったという人もいるかと思いますが、それならお菓子にしてしまえというのはいかにもアメリカ的な乱暴さです。

私も何度か食べたことがありますが、食べると必ず後悔します。美味しくないわけではないのですが、あまりに体に悪そうなので食べなくてもよかったのではないかと思ってしまうのです。しかしこの派生商品であるReese’s Piecesは私のお気に入りになってしまいました。

こちらはピーナッツバターをM&Mと同じようにキャンディーでコーティングしたもので、黄色、橙色、茶色の3色の粒になっています。Reese’sの問題の一つは非常に食べにくいことで、必ずチョコレートで手がベタベタになってしまうのですが、Reese’s Piecesはまったく手を汚さずに食べられるというのが利点です。また、小さな粒なので食べる量を調節しやすいというのもいいところです。しかしやはりカロリーは高く一人分で200kcalとなっていますが、ナトリウムは45mgと元のReese’sと比べるとだいぶ抑えられており、これも私にとっては嬉しいところです。とはいえ、決して少なくはないので食べ過ぎには気をつけなければならないでしょう。

これはHershey’sの製品ですが、さすがに売れないと思われているのか日本では販売されていないようです。まあやはり売れないだろうと私も思うので仕方ありませんが、先日の出張の際に久々に食べたくなって買ってきてしまいました。ちょっと大きめの袋で買ってきたのをZiplocのケース2つに移し替えて、1つを机の上に置いておいてちょっとずつつまんでいますが、たまに止まらなくなってしまうのが困りものです。ただ甘いだけでなく、ちょっと塩味が効いているので飽きてしまいにくいというのが長所でもあり短所でもあるのかもしれません。それがわかっていますし、やっぱり体に良くないのでもともとあまり買わなかったのですが、まあたまにはね。