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Casey Neistat

Casey Neistat日本からはなかなか生まれないかも。

液晶モニタが大きくきれいになってからYouTubeの動画をよく見るようになったというのはこれまでに書いていますが、以前ハマっていた日本在住外国人YouTuberの動画についてはもう最近ほとんど見なくなってしまいました。その理由はいくつかありますが、まず彼らの多くが日本への滞在が一時的なものであり、しばらくすると日本を離れてしまいチャンネルの更新もやめてしまうということが挙げられます。そうするとまた別の人を見つけない限り見るチャンネルが減っていってしまうのは自然なことでしょう。

そしてもう一つは彼らのほとんどが動画制作に関しては素人であり、顕著な才能を持っているというわけではないということです。基本的にYouTubeには誰でも自由に動画投稿できてしまいますが、視聴者の興味を引く品質の動画を作り続けるというのはそう簡単なことではありません。私のこのブログのように知人以外はたまたま検索で引っかかっただけという人に読んでもらえればいいというのであれば楽ですが、チャンネル登録を維持するというのはそういうレベルのことではないと思います。

では、今でもYouTube動画を見ているのだとすると最近は何を見ているのかということになりますが、この連休中に知って以来何十本もひたすら観てしまっているのがCasey Neistatというニューヨーク在住のアメリカ人YouTuberのチャンネルです。Caseyはマンハッタン島内のどこかに住み、どこかにスタジオを持っていて、日々の出来事をビデオブログ(vlog)として配信しています。現時点での動画数は1000強というところですが、チャンネル登録者数は最近700万人を超え、週に何度か投稿される動画はそれぞれ200万回から600万回程度の再生回数を得ており、総再生回数は16億回を上回っています。登録者数最多のPewDiePieは5500万弱で総再生回数152億回とまさしく桁違い、日本人YouTuberでははじめしゃちょーが登録者数500万弱、総再生回数36億回ということでまだだいぶ上回っているようですが、どちらも対象がまったく異なるので比較にあまり意味は無いでしょう。

もともと映画製作を志していたものの活動の拠点をYouTubeに移しているので、YouTubeを足がかりにマスメディアに進出しようとしている人達とは方向性も動画の品質も異なります。ニューヨークの街自体が絵になるということはあるでしょうが、タイムラプステロップ、カット割り、BGMの使い方などが非常に洗練されていて、編集技術の高さが際立っています。また、彼のスタジオも大変個性的で、それ自体が魅力に満ちたものになっていますが、そのスタジオ内はMKBHDというチャンネルの”Casey Neistat Studio Tour!“という動画で紹介されており、よく考えられたものであることがわかります。スタジオの棚には彼の撮影機器などが所狭しと置かれていますが、心置きなく撮影できるように同じカメラを何台も持ち、良い映像のために惜しげなく荒々しい使い方をする様子などは、日本人には若干抵抗のあるところかもしれません。

様々な会議や講演に参加するために世界中を旅することの多い彼の動画では、各航空会社のファーストクラスのレポートなどもしていて私は興味深く観ているのですが、一方でマンハッタンの道路でスノーボードをしたり、大型ドローンに引かれてスノーボードをしたりといった無茶なこともしています。また最近は家族との時間を大切にするためにやめたようですが、妻のCandiceや娘のFrancineもかつては頻繁に動画に登場していました。また、特にニューヨークには彼のチャンネルを見ているという人がたくさんいるので、移動中にもちょくちょく声を掛けられて挨拶を交わす様子も動画に出てきますが、こうしたフレンドリーなやり取りはアメリカならではですね。

なお、Caseyは動画の中でマンハッタン中をBoosted Boardという電動スケートボードで縦横無尽に走り回っていますが、交通渋滞が慢性化していて、平坦なマンハッタン島内では特に効率的な移動手段なように思えます。これが認められているアメリカと比べると日本の規制の厳しさが異常にも思えますが、よくあれで深刻な事故に合わないものだというのもすぐに感じることです。しかし、ボードで走りながら多くの警官とも親しげに挨拶を交わしていますので、まったく問題はないのでしょう。”ARRESTED FOR RIDING A BOOSTED BOARD?“という動画もあって注意を受けていますが、それは公園内のサイクリングロードを電動の乗り物で走ったことについてのようで、本来は車道を走らなければいけない、しかしそれは安全を考えるとお勧めできない、とのことで、やはりニューヨークでも電動スケートボードに適した環境が整備されているというわけではないようですが、それでも頭ごなしに禁止されている日本との違いは大きいでしょう。

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