もしも技術的に可能ならありそうな展開。Jurassic World: Fallen Kingdon

この夏は大作映画の続編が目白押しとなっていて楽しみが尽きない感じなのですが、前作「ジュラシック・ワールド」がとても面白かったのでその続編である「ジュラシック・ワールド/炎の王国」も楽しみにしていた作品の一つです。言わずとしれた「ジュラシック・パーク」シリーズの5作目となるものですが、1作目に比べるとグダグダになってしまった3作目までと比べて、仕切り直しの4作目は素晴らしいものとなっていましたが、最新作も日本での評判は高いものとなっていたように思います。

私自身の感想としては、やはり娯楽作品としてはかなりよくできていると思います。しかし、難しいことを考えてはいけません。人間が復活させてしまい様々な問題を引き起こすこととなった恐竜が再び滅びようとしていて、それを救うことを動物愛護や環境保護と同列に扱っているようなところが気になりました。Rotten TomatoesのTomatometerは51%、Audience Scoreも55%と振るわないものになっているのはそういうところもあるのかもしれませんし、単純にシリーズ5作目で新鮮味がなくなってしまったということなのかもしれません。

最後はなかなか衝撃的な方法で問題を解決してしまうことになるのですが、これがその後の人類にとってさらに大きな問題となってしまうであろうことも大変気になります。さらに続編が2020年に公開される予定のようですが、そこではこの新しい問題を扱うことになるのでしょうか。これはまさに自業自得という感じになりそうですが、果たしてどうなることやら… 今作も興行成績は悪くなさそうなので、路線はあまり変わらないかもしれません。

しかし、流れる溶岩に数十cmまで近づいたら、それだけでもきっと火傷しますよね。さらに一瞬溶岩が手に付いて払ったようにも見えたのですが、さすがにそれは気のせいですよね。