それでも目立っていると思いますが。
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昨今のCOVID-19の感染防止のための在宅勤務や出張の抑制などの影響で日本でもオンラインミーティングが急速に普及しているのではないかと思いますが、私の勤務先では「働き方改革」を目的としてちょうど1年ほど前からSkype for Businessを使ったオンラインミーティングが推奨され、徐々に使われるようになっていました。最近はそれこそCOVID-19の対応でface to faceの会議はかなり減っていて、多くの会議がオンラインで行われるようになっています。

もともと私の仕事柄から、1年おきくらいでミーティングが非常に集中する時期があるのですが、先日などは朝9時から午後4時まで昼休みを除いていくつものSkypeミーティングで埋まっているというようなことがありました。これだけ長時間にわたってとなると集中力を維持するのも困難ですし、会社から支給された安物のヘッドセットでは耳が痛くなってしまってそれ自体が不快です。

ということでこういうことには投資を惜しまず少しでも勤務環境を改善しようということで、ゲーミングヘッドセットを購入することにしました。そんな高級なものを買う必要はありませんが、長時間連続して快適にゲームを楽しむためのものであればきっと仕事で使っても楽なはず、ということです。しかし、Amazonで探してみると怪しげなブランドの安いものほどむやみに派手なデザインのものばかりで、たとえばLEDで青く光るようなものは職場で使うには不向きです。黒一色で落ち着いていてちゃちでないもの、というとそれなりのブランドのものしかなく、結局ゲーミングデバイスの一流ブランドであるRazerKrakenというモデルのClassic Blackを選択することになりました。

これより2000円近く安いKraken Xというモデルもあって、それとはドライバー径が異なるほか、マイクが格納できる、クッション部に冷却ジェルが入っている、といった違いがあるようです。しかし、何が決め手で上位のKrakenにしたのかはよく覚えておらず、つい勢いで購入してしまったような気がします。とはいえ、マイクが格納できるのは収納時に便利ですし、冷却ジェルは最初に装着したときにひんやりしてその後も蒸れず快適です。

また適度に遮音性があり、事務所内で周囲の人の会話に気を逸らされることなく会議に集中できます。さらに、分厚いクッションで耳を包み込む形状でありながら、眼鏡のテンプルに当たる部分が凹みやすい形状になっているらしく、眼鏡の上から装着していてもこめかみが圧迫される感覚はあまりありません。私は普段自宅で音楽を聴いたり映画を観たりするときに眼鏡の上からヘッドフォンを装着していますが、その時よりも長時間使っていても楽でした。

しかしながらちょっとストレスを感じているのがマイクです。この製品はPCにはアナログ接続するタイプのものですが、職場で使っているPCのマイク入力が細かい調整のできないものなので、そのままではかなりゲインが低く声が聞き取りづらいようなのです。かと言ってゲインを上げすぎると割れてしまうようなので困っていたのですが、結局そのままではどうしようもないようなのでBuffaloの安価なオーディオ変換ケーブルBSHSAU01BKというものを購入することにしました。これは明日届く予定なので、週明けから試してみようと思っていますが、はたしてこれで解決することができるでしょうか。このマイク以外はいたって快適で満足しているのですが、オンラインミーティングではマイクが肝心ですからね。