ディズニーアニメのキャラクターが舞台上のスケートリンクでミュージカル風味の演技を繰り広げるDisney on Iceの大阪公演を観に大阪城ホールに行ってきました。我が家は今回が初めてなのですが、長男の幼稚園の友達が去年行ってみて良かったからと誘われたそうです。結局その友達は急遽行けなくなったので、私と次男も一緒に行くことになりました。テーマは毎年違っているようですが、今年のテーマはMonsters, Inc.ということで、子供達も映画はDVDで観ていてよく知っているのでちょうど良かったです。

会場まで行ってみると敷地内にはいくつもの露店が出ていて、Monsters, Inc.のヘルメットとセットになった公演プログラム、同じくヘルメットとセットになったわたあめ、キャラクターの形のマグに入ったかき氷、光りながら回転するおもちゃなどが盛んに売られていて、私達はそれを避けるように間を縫って歩かなければなりませんでした。しかし、会場に入ってからもショップがいくつも出ていて、しかも席についてからも売り子が何度も売りにくるので子供が誘惑に負けてしまいダダをこねるようになってしまったため、仕方なくMike Wazowskiのマグに入ったかき氷を購入することにしました。しかし驚いたのはその値段で、何と1800円!!結局マグが1000円、ストローが500円、かき氷は300円といったところでしょうか。親の足元を見られているような感じであまり印象が良くはないですね。

公演の方はDisney on Iceの20周年記念とかで、冒頭は20年間を振り返るような形になっていましたが、20年前の公演を知っている人などほとんどいないでしょうね。本編に入ると映画のストーリーをなぞった構成になっていて、映画を知っていてこそ楽しめるのではないかという感じのものでした。もちろんスケートリンク上でできることには限りがありますが、さすがにうまくアレンジされていて巧妙に表現されていたと思います。

テーマがMonsters, Inc.ということでミュージカル仕立てにするにも苦労したのかもしれませんが、CDAの防疫作業員が多数出てきて踊っていたのを子供がどういう目で見ていたのかはちょっとわかりません。全体的に凝りすぎているのではないかと思うようなところがあって、子供には難しい部分もあるのではないかと思いましたが、案の定うちの子供達には楽しみ方がよくわからなかったようでちょっと残念でした。もうちょっと情操教育にも力を入れる必要があるのかも、と考えさせられてしまいます。

会場は当然多くの家族連れで埋まっていましたが、若い女性だけで来ているのも目立ちました。内容的にも単純な子供向けのものではなかったので、こういう人達もターゲットにしているということなのかもしれません。グッズ類のお買い上げも親や祖父母だけでなく若い女性がメインでしょうから、なかなかDisneyらしい巧みな商売というところでしょうか。正直私自身には今一つというところだったのですが…

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