Amazon.co.jpでやっていた「10万円以上購入で1万円分のクーポン進呈」のボーナス大セールを利用しようと申し込んでいたものの、レンズだけが先に到着したまま2ヶ月近く待ち惚けさせられていた*ist DSですが、シビレを切らして問い合わせてみたら「あと3週間で納入の見込みだが、ひょっとしたらまだ遅れるかもしれないし、キャンセルしてもらうことになるかもしれない」などという曖昧な回答だったので、さすがに私も我慢できなくなり、実家近くのヨドバシカメラで購入してしまいました。クーポンを考えると1万円以上高いということになってしまうのですが、本当に届くのかわからないような商品をいつまでも待つことはできません。また、本来ならここでAmazon.co.jpのアフィリエイトのリンクを貼り付けたいところなのですが、さすがに他人を同じ目に逢わせることはできないので今回はやめておきます。

それはさておき、デジタル一眼レフといえばNikon D70sCanon EOS Kiss Digitalというあたりを普通は選ぶのかもしれませんが、私は昔Super Aという銀塩MFカメラで使用していた手持ちのレンズが数本あるので、それを活かしたいという思いからPentaxを選択しました。一日に何百枚、何千枚も撮るようなプロでもなければカメラの性能は重要でもなく、評判や雑誌等の評価に惑わされず自分に合うものを選ぶのが第一だと思いますし。

とりあえず先日届いていたTAMRON A09を装着してスナップを撮っただけですが、さすがにこれまで使っていたOLYMPUS C-4040Zoomとは描写力がひと味違うような気がします。一眼の中では劣るとされるレリーズラグも、コンパクト機と比べれば段違いにいいのではないかと思います。私は基本的に風景や静物を撮る方なので、あまり気にしていないというのもありますが。

弱いと言われるAF性能についてはちょっと暗めのシーンではなかなかフォーカスが決まらないことが多いようですが、美点であるファインダーの「見え」を活かしたMFで補えばなんとかなるのではないかと思っています。何しろ、私の手持ちレンズはMFが多数派なので、AF性能についてはさほど期待もしていませんでしたし、問題視するほどではありません。今後AFレンズを買い足していくと気になってくるかもしれませんが…

また、こういった性能面の違いだけではなく、レリーズ時の小気味良いシャッター音による官能的な良さも趣味の写真撮りには重要な要素なのではないかと思います。このおかげもあって、一枚一枚シャッターを切るのが楽しくなってきます。

撮った写真も今のところはまだiBookの狭い画面でざっと見ただけなので、600万画素CCDの威力はまだ知らずにいるのですが、被写界深度を浅めにとったときのフォーカス部のシャープさと、ボケの味がとてもいい感じで、これぞ一眼という感じの写真を撮ることができました。一眼はしばらく使っていなかったので感覚を取り戻すまでは思うようなショットはなかなか得られないかもしれませんが、デジタルならフィルム代や現像・プリント代を全く気にすることなくバシバシと撮っていくことができます。これなら入門者にとっても上達が早いのではないでしょうか。

とりあえず「これぞ」と思う写真が撮れたとき用にFlickrHelloのアカウントも用意してあるのですが、ここで公開できるような恥ずかしくないものが撮れるのは一体いつになるでしょうか…