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2017年 正月、ハンバーグ

おめでとうございます。

私の勤務先の冬休みもいよいよ今日が最終日となっていますが、みなさんは穏やかに年末年始を迎えられたでしょうか。我が家は東京の私の実家へ帰省したのですが、例年通りと行かなかったのは前回の盆休みの帰省で渋滞に巻き込まれて嫌気が差してしまった長男が行かないということで、3人だけでの帰省となったことです。しかも、行きは私と次男だけ1日早く車で行って妻は後から新幹線となったので、だいぶ違う感じになりました。

私たちは12月30日に移動したのですが、多くの人とは逆の上り方向なので渋滞は全く無く、朝8時過ぎに自宅を出てそのまま真っすぐ向かえば午後4時前には東京に着いてしまいそうでした。しかしそれではなんとなくもったいない気がしてしまったので、新東名高速道路を長泉沼津ICで降りて国道1号で箱根峠を越え、大涌谷に寄ってみることにしました。年末で連休の人も多いので駐車場待ちに30分ほどかかってしまいましたが、硫黄の匂いと独特の雰囲気があって行ってみて良かったと思います。しかしここも今や外国人観光客だらけで、ある程度有名な観光地はどこもそうですね。2,30年前に日本人が大挙して訪れていたヨーロッパの人々も同じように感じていたのでしょう。

大涌谷というのは箱根山の火口付近に形成された噴気地ですが、2015年には箱根山の火山活動が若干活発化したということで立ち入りが規制され、ロープウェイも一部区間で運休されたりしていたようです。それも昨年になって活動が落ち着いてきて、体制も整ったということで緩和されたのですが、今でも遊歩道は閉鎖されたままとなっているのはちょっと残念です。しかし大涌谷といえば黒たまご。これは販売再開されていたので、20年以上ぶりに買って食べてみることにしました。

5個単位でしか売らず、そして5個で500円というのはだいぶ高いように思いますが、それでも販売所には長蛇の列ができていました。殻の表面が真っ黒になっているのは卵を硫黄泉で茹でることにより表面に硫化鉄の膜が形成されるから、ということで手が黒くなるようなことはありません。味は普通のゆで卵と変わらないのではないかと思いますが、寒いところで茹でたての熱いゆで卵を食べると美味しく感じてしまうものです。固茹で卵はあまり好きではない私もなんとなく2個食べてしまいました。

その後夕食は懐かしいハングリータイガーで食べようと思いついて店に向かったものの、途中渋滞もあって保土ヶ谷本店にたどり着いたのは夜7時頃という混雑のピークで、2時間待ちとのことでした。普通なら諦めて他の店に向かうところですが、店内に充満する美味しそうな肉の香りで次男が「待つ」と言うので頑張って待ちました。やはりそれだけ待って食べたハンバーグの美味しさはひとしおで、次男も大満足して店を後にしましたが、実家に着いたのは夜11時頃です。

大晦日は次男に「ローグ・ワン」を店に連れて行ったりして、元日は弟一家もやって来てゆっくり過ごし、2日には祖母に顔を見せてから帰途につきました。帰りは静岡県で有名な炭焼きレストランさわやかで名物のげんこつハンバーグを食べることにしました。「またハンバーグ?」と思われることでしょうが、ドメイン名をgenkotsu-hb.comとするくらいのものですから、並大抵のものではないはずです。こちらもちょうどランチタイムに到着してしまったので、1時間少々待つことになりました。

モノとしてはほとんどハングリータイガーのハンバーグと同じで、熱い鉄板に載って出てきた厚みのあるハンバーグを客のテーブルで半分に切って提供するというスタイルもまったく同じですが、現在のハングリータイガーではしっかり熱が通った状態で提供されるのに対し、さわやかではかなりレアの状態で食べることができます。また、さわやかの方がだいぶ安い代わりに店内の雰囲気はファミリーレストランのようで、ハングリータイガーの方がかなり落ち着いていて高級感があります。まあどちらもそれはそれでアリでしょうが、レアのハンバーグが好きな人は静岡まで遠征する価値があるだろうと思います。

その後はまっすぐ自宅へ向かいましたが、途中四日市付近で30分ほどの渋滞に捕まった他は順調で、夜8時前後には自宅付近に到着し、近所で食事をしてから帰宅しました。翌3日は近くの妻実家で集合してまた満腹になり、この年末年始で私の体重も過去最高を記録してしまったのでなんとか絞っていかなければいけません。といっても思い立って何かを始めるということはなくて、食べすぎないように意識するというくらいだと思いますが、さすがに40代も後半になったので健康には気をつけなければいけません。

ということで、本年もよろしくお願いします。

TOEIC

これまでの会社生活でこれほど嬉しかったことはありません。

某企業の例を出すまでもなく、今やグローバル化というのは当たり前のものになっていて、エンジニアでも英語力は必要な能力の一つとなっているといえます。私の勤務先でも顧客や部品メーカーに外国企業は珍しくもなく、英語のドキュメントを読み書きしたり、外国人とミーティングをしたりというのが日常になりつつあると言っても過言ではありません。

会社として従業員の英語力を図るために、私の勤務先では英語検定の制度もあって、以前は独自のテストを行っていたのですが、15年ほど前からリスニングとリーディングの試験はTOEICの団体試験で行われるようになりました。これによっておそらくコスト削減になっているのでしょうが、それ以上に能力が得点として絶対的に判断できるようになったのは大きな利点です。

さて、このTOEICですが、いったい何点取ることができればいいのでしょうか。「スコアの目安」によると、700点以上で「会議の案内等の社内文書・通達を、読んで理解できる。」、800点以上では「英語で書かれたインターネットのページから、必要な情報・資料を探し収集できる。」とあり、900点以上になると「自分の専門分野の高度な専門書を読んで理解できる。英語を話す人達が行っている最近の出来事・事件についての議論を聞いて内容を理解することができる。」となっています。日本にいて、たまに英語の文書を読んだり英語の会議で端に座っているくらいであれば700点台で良いのでしょうか。英語で議論を戦わせるとなると900点前後は必要なのかもしれません。

私が最初に受験した時には700点でした。その後10年ほど経って、社内の英会話研修を受け、3週間の語学留学から帰国した時には900点に到達したので、もうこれ以上のスコアは難しいだろうと思っていました。その後4年弱のアメリカ駐在から帰国し、一体どうなったかと受験してみたのがこの2月のことで、先日その結果が返ってきました。さて何点だったでしょうか。

実は長男も帰国後一足先に受験していたのですが、現地の中学・高校で苦労しただけあって940点という高得点をマークしていました。彼はもはや私よりもかなり流暢にしゃべりますが、TOEICはややビジネス指向のところがありますので、高校生には難しいところもあるのだろうと思います。940点となると私も難しいだろうと思いましたが、父親の威厳を保つためにはぜひとも追い抜きたいスコアでした。

結果はなんと990点、フルスコアでした。受験した直後の感触では940点は難しいかなという感じだったのですが、少々時間配分を誤って終盤焦ったためにあまりうまく行ったように思えなかったものの、後で思い返してみるとわからなかったという問題は確かにほとんどありませんでした。駐在中は特に英会話のレッスンなども受けなかったのですが、意識的に米人同僚と会話したり、テレビや映画などに触れていた結果ということでしょうか。

しかし、自分も取った今だから言えますが、TOEICで満点だといっても大したことはありません。「ネイティブと間違われるレベル。」などと書かれていたりもしますが、絶対にそんなことはありません。940点で「教養のあるネイティブの平均。」などとも書かれていますが、そんなこともないでしょう。私も辞書を引く回数は減りましたが、それでもやはり知らない単語はいくらでもあります。結局、TOEICで測ることのできる能力は限られた分野のものでしかないのです。

とはいえ、今回長男のスコアを上回って面目を保つことができたのは素直に嬉しく、長男が「あらためて尊敬する」などと言ってくれたおかげもあって、数日はちょっと浮ついた気分だったのも事実です。まあこれで満足することなく、研鑽を続けていければというところでしょうか。

悪性リンパ腫??

まだスッキリはしませんが。

40代も半ばに差し掛かると、同年代の友人らとの話題も病気自慢になってしまいがちです。私は今のところ少々血圧が高いぐらいでこれといった問題はないのですが、「厄年だから…」とか言われると、迷信みたいなものだとは思いつつも気を付けなければいけない年齢であることは事実なので、漠然とした不安を感じてしまいます。実は昨年末から年始にかけて、それがかなり具体的なストレスとなってのしかかってきました。

12月の初め頃、首の横、顎関節の3cmほど下のあたりに虫刺されのような膨らみと突っ張るような違和感があるのに気付きました。その時は本当に虫刺されだと思っていたのですが、突っ張り感は1週間ほどで収まったものの、膨らみはいつまでたってもなくなりません。「これはなんだろうな」と思いながらも大したものではないだろうとしばらく放置していたのですが、年末に一人でドライブしていてふと頭をよぎったのが「悪性リンパ腫」という病名でした。

帰宅後にウェブで調べてみると、ちょうど膨らみがあるのはリンパ腺の上であり、しこりと言われればしこりのようなものなので、見れば見るほど恐ろしくなってきます。特に昨年は義父に続いて叔父も癌で亡くしているので、癌というものが他人事とは思えなくなっていました。そこで急遽、市内で唯一「血液内科」を掲げている診療所に駆け込み診てもらいました。

医師の感触ではそんなに深刻なものではないだろうとのことでしたが、正確な診断のためにはまず耳鼻咽喉科でエコー検査をしてもらう必要があるとのことでした。しかし年の瀬も差し迫った診察最終日の夕方であり、今から診てもらえるところなどないということで血液検査だけして、年明けにその結果を見てから病院を紹介しようということになりました。正月早々の診察初日に再訪して聞いた血液検査の結果は全く心配なさそうでしたが、やはり念のためということで翌日に赤十字病院の予約をとってもらい、検査を受けることになりました。

その検査でも全く問題なかったのですが、よくわからないから3週間後にもう一度診てみて、それでもなんともなかったらもう終わりにしましょう、と言われてその3週間後、今度は医師にもどこに「しこり」があるのかもわからないほどになっていて、なんだかわからないままクローズすることになってしまいました。私自身が触ってみると、首の反対側にはないものが確かにあるのがわかるのですが、確かにそれがそれほど問題があるものとも思えず、たんに加齢のせいだと言われるとそんなものかもしれないというほどのもので、もう諦めることにしました。その後さらに何週間か経ちましたが、特に体調も問題ないので大丈夫なのでしょう。死まで視野に入れたあの覚悟は何だったのかと思いますが、死なないで済むなら結構です。

ちなみに年末の診療所で、なぜわざわざうちに来たのかと聞かれたので「血液内科というのが他になかったので」と正直に答えたところ、「開業するときに医師会に言われたから書いてるけど、やめようと思ってるんだよね。」と…実際はどこの内科でも診るから普通はわざわざ書かないのだとか。それなら近所のかかりつけでも良かったのかと思ってしまいましたが、非常に感じのいい医師だったので、まあ結果良ければ全て良しとしましょう。