Archives

Amazon Prime Reading

入門編ということ?

ヤマト運輸の配送能力が限界に達していてAmazon.co.jpの要求に耐えきれない、というようなことが話題になって「配送業者を酷使するAmazon」というような印象を持ってしまった人もいて、また日本で法人税を納めていないという話もあって、一部ではAmazon離れというのが起こっているようです。しかし私はAmazon.co.jpが始まる前からAmazon.comを利用していて、今やAmazonで買えるものはなんでもAmazonで買うという状態に近く、なかなか他へ移るということは考えづらいです。Amazonの何がそんなに良いかというと、安いとか送料無料だとかいうことではなくて、欲しいものがすぐ確実に見つかるということです。ヨドバシカメラもいい線いっているので乗り換えの第一候補ですが、楽天の検索は最悪なので、楽天を利用するのは買う店が決まっているときだけです。

Amazonから離れがたい理由のもう一つはKindleの存在でしょうか。私は2年前に購入したKindle Paperwhiteを利用していますが、ちょうど今もクーポンを利用すると7000円弱で購入できてしまうKindle発売5周年記念セールというのをやっているようですが、この端末のおかげで電子書籍を読むのが非常に快適になったように思います。電子ペーパーが目に優しいとか、バッテリーが1か月以上持ついうだけでなく、コンテンツを自動的に同期してくれるWhisperSyncも秀逸です。

Kindle Paperwhite Wi-Fi 、ブラック、キャンペーン情報つき

posted with amazlet at 17.10.22

Amazon (2015-06-30)売り上げランキング: 4

Amazon.co.jpで詳細を見る

このAmazonが最近始めたのがPrime Readingという、プライム会員なら誰でも対象の書籍が無料で読み放題になるというサービスです。これまでもKindle Unlimitedという似たようなサービスはありましたが、こちらは月額980円の利用料が必要でした。Prime ReadingではAmazonプライムの会費の中で賄ってしまうという太っ腹なサービスで、ただでさえアメリカのPrimeの年会費$99に対して3900円と格安なのに無理がないのか心配してしまうほどです。

しかし、実はそんな美味しい話は簡単にないわけで、今日現在でKindle Unlimitedでは174,326タイトルが対象となっているのに対し、Prime Readingではたったの699タイトルとなっているのです。単純計算で実に250倍の差がありますが、1000冊足らずでは自分の興味のあるものがどれだけあるでしょうか。まあ、対象のタイトルはたびたび入れ替えられていくでしょうから、うまく巡り会えればラッキーくらいのものかもしれません。これくらいの数だと全部確認できてしまいますが、とりあえず読んでみたのは「奇跡のリンゴ 「絶対不可能」を覆した農家 木村秋則の記録」です。

無料だという以外に特別なことはなく、いつもどおりに読むことができるのですが、これはあくまでレンタルなので読み終わったら返却が必要です。期間や冊数の制限はないようですが、持ち続けているとどうなるのかもよくわかりません。この返す手間さえ気にならなければ、手当たり次第に借りてみてもいいかもしれません。しかし実はこれはKindle Unlimitedに客を導くための仕掛けなのでしょうね。タイトル数が圧倒的に違うのでKindle Unlimitedの方では読みたい本がいくつもあることは間違いありませんし、毎月1冊以上本を買っているような人であればすぐに元が取れるでしょう。私もおそらく毎月平均1000円以上の本は買っているでしょうから、利用しようかな…と思ったのですが、それは読みたいと思った本が対象になっているかどうかを確認してからですね。対象の中から本を選ぶというのは自分の意志を制限されているようで、ちょっといい気がしません。

GUとH&M

この町で薄利多売が続くかどうか。

ちょうど今から1年前のゴールデンウィークに、私の地元駅ビル内にGUがオープンしました。GUといえばユニクロを運営するファーストリテイリングの廉価ブランドですが、そもそも「高品質なのに低価格」を売りにしているはずのユニクロよりも安い、ということは品質が犠牲になるのは避けられないだろうというのが自然な発想でしょう。そのため、これまで私は何度か店を覗いてみることはあったものの、実際に何かを買ってみるということがありませんでした。

しかしつい先日、GUで売り始めたスター・ウォーズコラボTシャツに良さそうなものがいくつもあるというのを知ったので、790円のTシャツなら何回か着てすぐヨレヨレになったとしても諦めが付くだろう、と買いに行ってみました。店頭で触れてみた感じでもユニクロのものより生地が薄いのはわかりましたが、縫製が雑というようなことはありませんでしたし、とにかく大事なのはスター・ウォーズのプリントです。ユニクロのスター・ウォーズコラボTシャツは、アメリカにいる間に着ていて見知らぬ人に褒められることが何度もあったので、まったく侮れません。ちなみにコラボTシャツはすぐに着てしまうのではなく、何年か寝かせてみんなが忘れた頃に着るという「熟成」がポイントです。

それはそれとして、問題はこの時レジに行く途中でつい手に取ってしまったビッグポロなるものです。クーポンを使うと990になるというだけで購入してしまい、店頭でろくに確認せずに買ったのが悪いのですが、そもそも黒無地のポロシャツなんてどれでも同じだと思っていたのが大間違いでした。よくよく考えると胸ポケットが付いている時点でダサいのですが、不思議な事に着てみた瞬間から「オジサンっぽい」のが鏡を見なくてもわかりました。もちろん、私は年齢的にはオジサンですが、それとは別の話です。妻も洗濯したものを畳んでいるだけでももう着てほしくないと思ったそうで、先程は一体どこからこのダサさが漂ってくるのか夫婦で議論してしまいました。微妙なバランスの違いでこうも印象が違うものか、と服飾デザイナーの仕事の難しさを再認識した一軒です。

ところで、今年の3月には同じ駅ビルの中にH&Mまでできてしまいました。H&Mといえば2008年に銀座に進出してきたスウェーデンの廉価ファッションブランドですが、こんな地方都市にまで進出してくるとは思ってもいませんでした。良く言えばベーシックで飽きのこない、悪く言えば地味で没個性なデザインのユニクロに対し、有名デザイナーを起用したりしていますし、そもそも海外のものなので日本では新鮮さがあります。アメリカではどこのショッピングモールにも入っているような感じであちこちにありましたが、アメリカで見ると良さがわからず店内に立ち入ることすら一度もなかったと思います。

やはりオープン当初は行列ができたそうなのですが、ゴールデンウィーク中とはいえそろそろ落ち着いているだろうと思って行ってみました。そこで購入したのがヤシの木柄のポロシャツとデザインTシャツの2点、合計2798円でした。本当は他にもっといい柄のTシャツがあったですが、店頭にはサイズが小さいものしかなくて残念でした。値段が値段なのでそんなにオシャレというものではありませんが、さすがに上記GUのビッグポロのようなことはないでしょうから、普段着には十分ではないでしょうか。私にはそれを着て電車に乗れるかどうかという一つのボーダーラインがあるのですが、とりあえずそのラインはクリアできると思います。件のビッグポロはそれ以前の問題なので、申し訳ありませんが恐らくこれ以上着ずに車磨き用にでもなるのではないでしょうか。まあそれにしても、安いですよね。もともと衣類は原価率が低いので、それを下げても回転が良ければ儲かるのでしょうか。

ちなみにH&Mのレシート、どちらも「ファンシージャージー」となっているのですが、これは一体何なのでしょうか。「ファンシージャージー」で検索するとH&Mがたくさん出てくるのですが、そうでないものもあって、それもどう見てもジャージではないのに「ファンシージャージー」と明記してあって…ファッション業界の専門用語なのでしょうか。ちょっと検索してもわからないのでとても気になりますが、それほど気にしている人もいないようなのが非常に不気味です。

Starbucks Card

残るは鳥取県のみだそうですが…

一時はシアトル系コーヒーなんていう名前も付いてもてはやされていたコーヒーチェーン業界もだいぶ再編が進んで来たように思います。しかしやはり何と言っても強いのはStarbucksで、特にニューヨークやシカゴなどの大都市では同じブロックに複数の店舗があったりもするほどの勢力を誇り、日本のコンビニよりも密度が高いのではないかと思われます。それらの大都市に比べるとまだ田舎のミシガンではそこまで高い密度ではないものの、一番の権勢を誇っているのは間違いありません。

しかし一方、ミシガンにはミシガン発祥のBiggby Coffeeというチェーン店もあり、こちらではポイントカードを作ると13杯につき1杯ずつドリンクが無料になるという特典があります。4人家族で利用すると3回ちょっとで1杯無料になってしまうので非常にお得感があり、夏場の暑い時期などはこちらを利用していました。

また、ミネソタ発祥のCaribou Coffeeという全米第2位のチェーン店もありますが、こちらではコーヒー以外のドリンクに子供好みのものがあり、また私の好みのコーヒー豆を置いているということもあり、利用することがありました。結局のところ、私が頼むのは大抵アイスコーヒーなので、どこのチェーン店に行ってもそれなりのものを飲むことができるので問題ないわけです。

ところで、日本のスターバックスにはスターバックスカードというものがありますが、このカードにはキャッシュレスで決済ができるということ以外にこれと言った特典がなく、私もカードは持っていたものの、あまり利用する気になれませんでした。ポイントが貯まるわけでもなく、事前にチャージしておいて使うということに大したメリットが見出せなかったわけです。

一方、アメリカのStarbucks Cardはちょっと違います。カード自体はもちろんStarbucksの店舗でも購入できるのですが、アメリカではギフトカードが非常に普及しているので、様々な種類のギフトカードがスーパーなどでたくさん売られており、Starbucksのカードもそれらの中からでも購入することができます。そうして購入したカードをウェブで登録すると複数のカードのポイントを管理したり、オンラインでチャージできるというのは日本のものと同様です。しかしアメリカではさらにStarbucks Rewardというシステムにより、いくつかの特典を受けることができるところが違います。

まずこのシステムではステージが3つに別れており、最初はWelcomeというステージから始まりますが、このステージでの特典は誕生日が近づくと1杯のドリンクが無料になるということのみです。次のステージGreenには5回の来店で上がることができ、その時1杯のドリンクが無料になります。このステージでは誕生日の特典に加え、ドリップコーヒー、アイスコーヒー、紅茶のお代わりが無料になり、これは普段アイスコーヒーをよく飲む私には非常に嬉しい特典です。このステージに上がって以来、私は毎回お代わりしているような気がします。なお、日本のスターバックスでは1回のお代わりが100円になるサービスがありますが、アメリカではあまり大っぴらにはなっていない様ながら、実は50セントでお代わりができるようです。

さらに上のGoldというステージに上がるのはややハードルが高くなり、12ヶ月以内に30回利用する必要があります。そうすると、12回に1杯のドリンクが無料になり、Gold会員専用のゴールドカードが送られてきて、スペシャルオファーを受けることができるようになるそうです。12回に1杯というのは13杯に1杯というBiggbyに比べるとだいぶ割りが悪いですし、ゴールドカードもちょっと珍しいだけなので、あえて目指すほどのものでもないかもしれません。しかし、アイスコーヒーのお代わりを目当てに今のペースで利用していると、数ヶ月後には達成してしまいそうな気もします。

ということで、他のチェーンに比べると勝者の余裕なのかそれほどお得なものでもありませんが、日本のカードに比べると利用のモチベーションはかなり高まっているのではないかと思います。チャージもiPhoneアプリなどで非常に簡単に行えますし、そもそもカードを渡さずにアプリを使って決済している人の姿もよく見かけ、多くの人に普及しているような気がします。日本の場合は運営が本体ではないのでいろいろ違ってしまうのは仕方ないのですが、もうちょっと頑張ってもいいかなという気はしますね。