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S&B 四川風ラー油

かけ過ぎ注意。

以前「辛そうで辛くない少し辛いラー油」というものが大流行して、スーパーマーケットなどでも軒並み品切れという騒ぎになったことがありますが、私が記事にしたのを見ると2010年1月ということなのでかれこれ7年も前の話になります。今では普通に店に並んでいるのでいつでも買えるようになっていますが、それだけでなく本家の桃屋のものの他にエスビーなどから類似品が出たり、類似品の方はシリーズ展開していたりするのは、いっときのブームで終わってしまうかと思いきやしっかり市場に定着しているということになります。

ところで、記事のタイトルでバレているとは思いますが、我が家で最近一大ブームとなっているのがエスビー食品の四川風ラー油というものです。今日も夕食の焼売につけて家族で「ウマー」と言っていました。

S&B 四川風ラー油 31g×10個

¥ 1,510

(2017-02-12現在)

私は辛いもの好きなのでラー油もいろいろなものにかけてしまったりするのですが、ラー油の中でも特に美味しいと思っていたのがかどや製油の黒ごまらー油というものでした。もともとごま油で有名な企業ですが、そのごま油をベースの油として使用したもので、胡麻の香りがとても良い製品です。しかし、最近は近所のスーパーで見つけることができなくなってしまっていて、しばらく購入できていません。

先日もこのかどやのラー油をスーパーの棚で探していて見つからず、しかたなく他に変わったものがないかと見ていた時に見つけたのが今回取り上げている「四川風ラー油」です。この製品の特徴は「花椒の香りとピリっとした辛味」とされており、瓶の底に花椒(ホァジョー)が何粒か沈んでいるのを見ることができます。実際に味わってみると、まず爽やかな香りがパァッと漂ってきて、そしてキレの良い辛味があり…まさに謳い文句どおりです。とはいってもまあ安い量販品なので、世の中にはもっとずっと美味しいものもきっとあるに違いありませんが、手近なところで手に入るというのも重要なことです。

私の次男はもともと辛いものを苦手としていたはずで以前は餃子などにもラー油は付けていなかったのですが、美味しいから騙されたと思って食べてみろ、とこのラー油を味見させたところ、「ウマっ」と声を発してそれで目覚めたらしく、それ以来普通に辛いものも食べられるようになってしまいました。

しかし気をつけなければいけないのは、香りがとても強いのでかけすぎると元の味が隠れてしまうということです。いくら花椒が好きという人でも、なんでもかんでも花椒の味になってしまっては辟易することでしょうから、物事なんでも程々が肝心です。

スパイスカレー作りに挑戦

なかなか奥が深そうです。

アメリカに入る時はあちこちでバーガーばかり食べていたのに対し、最近はすっかりカレーにハマっているというのは「毎日がカレー」という記事で書きましたが、その後も勢いは衰えず、先日の旅行でもカレーばかり食べていました。これまでに様々な店に行ってきましたが、どれ一つとして同じ味のカレーはなく、その懐の深さ広さには何度も驚かされているところです。

しかしこれまでにいろいろ食べてきて、自分好みのカレーというものが徐々にわかってきたような気がします。その好みに近いカレーを出す店は幸い自宅近くにあるのですが、それでも「もう少しこうだったら」というところがあります。それならいっそのこと自分で作ってみるか…とはすぐには思えなかったのですが、ちょっと調べてみるとそれなりのものは案外簡単に作れそうです。もちろん店で出てくるレベルのものに到達するのはそう容易ではないでしょうが、家族で食べるだけなら試行錯誤しているうちにそれなりになるでしょう。

ということで手製カレー作りに挑戦してみることにしました。以前も「男のこだわりカレー」という記事でカレー作りについて書いたことがありますが、その時の味付けはあくまで市販のカレールーでした。しかし、私が好きなカレーは小麦粉を使わないサラサラのものなので、今度はスパイスからです。

料理の基本は兎にも角にもレシピに忠実に、だと思っていますが、今回参考にしたのはAmazonで購入した「カレーの基本」という本です。レシピ本ではないのですが、スパイスの基本的な知識から学べる非常に読みやすい本でした。

カレーの基本

¥ 596

(2016-05-06現在)

この本に従って最初に作ってみたのは「10分でできるチキンカレー」というものです。実際にはスパイスの計量や野菜の下準備の時間などは時間に含まれておらず、鍋を火にかけてから10分ということなのですが、いずれにしても長時間煮込む必要などはなく、簡単にできてしまいました。最も手間がかかって面倒だったのはスパイスを量って用意することでしたが、これは回数を重ねるうちにいろいろ工夫して早くできるようになりそうです。

使用するスパイスはクミンシード、ターメリック、カイエンペッパー、コリアンダー(粉末)の4種類のみです。これら4種を基本にスタートして、他のスパイスを足したり他のものと入れ替えたりしてアレンジしていくと良いとのことなので、まずはこの基本から始めています。私はクローブの香りが好きなのですが、それを単純に足すだけではバランスが取れないような気がするので、今回はそれも我慢です。

できあがった味の方は最初ぼやけたような感じでしたが、他のページに「完成したカレーを味見した時、いまいち味が決まらずぼやけていると感じた時は、塩・コショウを加えて味を整えてみよう。」とあったので、塩をちょっと振ってみると味が締まって良い感じになりました。また別のページには「味が薄いと感じたら、塩をひとつまみ加えて。味が薄いかどうか迷うときは、塩気が足りている証拠なので、そのままでOK」ともあり、意外なところで塩加減というのがカレーにとって重要な要素のようです。

また今日はキーマカレーを作ってみました。別のページに載っている少々作り方の異なるレシピで、材料やスパイスは先日のものと分量以外同じだったのですが、鶏肉を合挽肉に変えてキーマカレーにしてみたものです。こちらのレシピは簡単さに重きを置いていないので、タマネギをきつね色になるまで炒めたり、トマトの水分が飛ぶまで炒めたりと、ひたすら炒め続ける忍耐の必要な物でした。しかしその甲斐あって、今回は自分の好みに結構近いものになってくれました。簡単にすぐ食べられるというのも良いことですが、手間を掛けることでより美味しいものになるなら、趣味的に作っているだけの私はそちらを選びたいところです。

残念ながらこれらのカレーも妻は美味しいと言ってくれますが、子供たちには受けが悪く、ルーを使ったとろみのあるものの方が良いとのことです。こればかりは好みの問題でもあるので仕方ありませんが、どうせ私はたまに作るだけなので今後も私好みのカレーを追求させてもらいたいと思います。

Sharwood's Hot Curry Powder for Madras

我が家のカレーはもともと普通よりも辛口だったので、子供に同じものを食べさせることはちょっとできませんでした。しばらく前まではルーを入れる前に小鍋にわけて子供用の甘口カレーを別に作ってくれていたのですが、子供が大きくなってきて食べる量が増えてくるとそれも大変になってきて、最近は大人が我慢して甘口のカレーを一緒に食べています。ガラムマサラの粉末をあとで足したりして大人向けの味にごまかしたりしていたのですが、自然に辛みを増すのはちょっと難しくてなかなか満足できませんでした。

そこで思い出したのが以前カレーを作るときに重宝していたSharwoodのCurry Powder、要するにカレー粉です。これをルーに混ぜるとスパイスの風味が豊かになっておいしかったのですが、辛みも増すのでいいのではないかと思ったわけです。早速輸入食材店に行って調達し、甘いカレーに適量ふりかけてみると何とも言えないスパイスの香りが立ち昇り、本格的な大人のカレーに早変りしてしまいました。

今回購入したのは辛口の方ですが、甘口のものもあってこちらの場合には辛みはさほど増さずに風味をアップさせることができて、辛いものが得意でない人にはいいかもしれません。といっても私は味わったことがないので実際のところはわかりませんが。以前はさらに辛いExtra Hotというものもあったと思うのですが、今はもう売られていないようです。

インド人が食べる辛いカレーは本当に辛いようですが、単に辛いだけではなく香りがやっぱり重要ですよね。以前職場にインドから研修で数人のインド人が半年ほど来ていましたが、彼らはインドから香辛料を持参して、アパートの部屋で自分でカレーを作って食べていたそうです。基本的に3食カレーだということですが、単にカレーといっても色々なバリエーションがあって飽きずに食べられるのでしょう。インド料理店に行っても色々なカレーがあって楽しいですが、さらに地方によるバリエーションや、家ごとの違いが各種あるのでしょうね。

そんなインドの雰囲気だけでも味わえるスパイシーなカレーを自宅の食卓で味わえる、このSharwood’s Hot Curry Powder for Madras、しばらく重宝しそうです。