Levi's今度もやっぱりLevi’s

2005年末に「30も半ばになって日頃ジーンズばかり履いているファッション的にちょっとダメな私ですが」と言っていた私は相変わらず進歩が無く、40近くにもなってオフはほとんどジーンズ過ごしているのですが、この2年ちょっと前に買ったジーンズ2本がそろそろボロくなってきたので新しい物が欲しい、ということで再びマリンピア神戸ポルトバザールリーバイスアウトレットにジーンズを買うためだけに行ってきました。ガソリン価格の高騰している今、自宅からマリンピアまで行くと往復2000円ほどの交通費がかかるはずなのですが、まあ行ったら行ったで他に欲しい物も出てくるだろうと思った通り、やはり妻がいくつか買い物をしていたようだったので元は取ったのではないでしょうか。

いつもは限られた在庫の中からある程度妥協して選ばないといけないのがアウトレットだという感じなのですが、今回はこれまでよりも揃っていてかなり選択肢が多く、501を始めとするオーソドックスなタイプでもカラーバリエーションがあったり、ブーツカットモデルも何種類もあったり、レギュラーモデル以外のシリーズのものも色々あってよりどりみどりとは言わないまでも好みにあったものを選ぶことができました。

その中から私が選んだのはEngineered JeansというシリーズのEJ021-0009というモデルです。リーバイスのウェブサイトを見ると2008年春のラインナップからは外れてしまっているようなので、在庫処分ということでアウトレットに流れてきたのではないかと思われます。カラーはシャドーウォッシュというものですが、「立体的なシワや擦り切れを施し、ブリーチングでハードに色落ちさせたブラックデニム」なのだそうです。

501®を代表とするVintageジーンズに見られる“ねじれ”からインスピレーションを得て、立体裁断という革新的なパターンワークで快適性とデザイン性を実現したリーバイス® エンジニアド ジーンズ。

といわれている通り、履いてみると腿の部分ではサイドにある縫い目がねじれて裾まで来ると前後にあるという不思議な形になっているのですが、これが実は動きやすく、またちょっと個性的なところが私の好み通りです。この他、ボタンやリベットも特別なものになっていたり、ポケットの形も下部がちょっと尖った普通とは違うものになっています。また、さらに特徴的なのが股上の浅さで、フロントジップがあまりに短くて試着するときにびっくりしてしまいましたが、タイトなシルエットとあわせてこれも私の好みなので、試着してみて長さがぴったりだったこともあって迷うことなく購入を決めました。

このEngineered Jeansのシリーズはやや高めの価格設定になっていて、このEJ021も定価は12600円だったようなのですが、これがアウトレット価格ということで半額の6300円になっていましたので、これだけでも足を伸ばした甲斐があるというものです。この他さらに廉価ブランドのシグネチャのもので履き心地のいいストレッチデニムのものがあり、定価3900円のものが2520円になっていたので普段履きに、と一緒に購入することにしました。

が、レジに行ってみると携帯電話で入会できるポイント会員になると初回に限り10%引き、ということでさらに安くなってしまい、結局合計8000円足らずで2本のジーンズを手にすることができました。ここまで安いと近所のジーンズショップで買うのもバカバカしく感じてしまうので、ここ何年どころか10年以上、まともなジーンズはアウトレットでしか購入していません。アウトレットが安いのもセカンド品や型落ち品などそれなりの理由があるのですが、穴が空いていたりして実用上問題があるようなもののわけがありません。さすがに正規品として購入したときに同じようなレベルだと怒るのでしょうが、流行の先端を追いかける「ファッションにうるさい人」以外は全く構わないはずで、もちろん私もアウトレット品で十分です。

ということで、今日は一日EJ021を履いて過ごしたのですが、ねじれた縫い目が何とも言えずいい感じでした。妻に盛んに説明してしまいましたが、聞いている方は鬱陶しかったのではないでしょうか。