鈴鹿サーキットはるばる運転して行ってまた運転…

例年にも増して長かったゴールデンウィークもついに今日で終わってしまい、明日からは再び辛い日常に戻らなければならないわけですが、せっかくの長期連休も予想通り大したこともせずに過ごしてしまいました。子供の学校がカレンダー通りなので仕方ないわけですが、ちょっとは楽しいところに遊びに行こうということで一昨日は家族で鈴鹿サーキットへ行ってきました。

鈴鹿サーキットといえばF18耐の開催で知られる日本を代表するサーキットで、モータースポーツの聖地とも言えるところですが、今回はこのサーキットが目的地ではなく、そこに併設されている遊園地であるモートピアの方です。ここは今年9月いっぱいで閉園が予定されている多摩テックと同じくホンダ系列の施設で、ゴーカートのようなエンジンで動作しある程度の運転が可能な乗り物が中心という、良くある遊園地とはひと味違うユニークな施設です。

料金が安くなっているせいで高速道路が非常に混雑しているということなので、朝5時に自宅を出発してしまいましたが、交通量は多かったものの渋滞するほどではなく、200kmほどの道のりを走って開園1時間前の8時に到着しました。ちょっと早すぎたかな、とは思いましたが、きっと30分出発が遅ければ到着はさらに遅くなっていたでしょうし、ゲートオープンを待っている間にどんどん行列は長くなってしまいましたのでちょうど良かったのではないでしょうか。

園内の乗り物はさすがにゴールデンウィークということで1~2時間待ちとなりますが、なかなか他では体験できないユニークな乗り物が多いので親子共々楽しむことができました。特に、電動ミニバイクでコースを走ることができるキッズバイクツーリングバイクは丁寧な指導付きで、未来のライダーを育てたいという本田の想いが伝わってくるようです。乗車後にライセンスカードを発行してもらえる(別途300円)というのも子どもには嬉しいものです。

この他は、かなり自由度の高いモーターボートのアドベンチャーボート、様々な悪路を模したコースで自動車を運転するアクロエックス、よくあるジェットコースターながら後ろ2両が後ろ向きになっているロッキーコースターなどが我が子らのお気に入りだったようです。ロッキーコースターは場所が奥にあるためか、あるいはあえて鈴鹿で乗らなくてもということなのかかなり空いていたので、長男は帰り際に5回くらい連続で、しかも全て後ろ向きで乗っていました。

結局私は何も買わなかったのですが、園内にはサーキットらしくモータースポーツグッズの売店がいくつもあって、モータースポーツ好きの人にはこれも魅力的なのではないでしょうか。今年のF1日本GPは鈴鹿で開催ですから、それに向けてグッズの方も充実しているのかもしれません。またアウトレットの店もあるのですが、こちらでSAF1のタオルが叩き売り状態だったのがもの悲しくて、逆に買えませんでした…

その後は閉園1時間前の7時頃まで遊び、近くのイオンモールで食事をして帰ったのですが、帰りも高速道路はかなり混み合っていて、昨年のガソリン価格が高騰していた時期とは大違いです。それでも私が帰る方向は大した渋滞でもなかったのですが、反対の東向きの車線はこれまで見たことがないほどの大渋滞でしたので、巻き込まれてしまった方々は大変な思いだったでしょう。私も朝早く出発して、1日たっぷり遊んでからの帰りなので、もしあれほどの渋滞にはまっていたら無事に帰れていたかどうかわかりません。

ということで、高速道路が安くなっている今、新名神も開通して西日本からのアクセスも格段に良くなった鈴鹿には今後また何度か遊びに行くことになりそうです。それこそ帰省の際にも鈴鹿ICは通過しますので、ちょっと寄り道にもいいかもしれません。ただ、これまでゴールデンウィークなどの繁忙期にはこういうところを避けていたので初めて実感したのですが、当然ながら相当混み合うので時期は選んだ方が良さそうですね。帰り際には5月から7月の割引券を配布していましたが、これはかなり安くなっているのでそれだけ空くということなのでしょうから、やはり梅雨時が狙い目ということでしょうか。