LENSPENカメラのレンズ以外にも!!

カメラにとってとても重要で、取り扱いに気を使うものといえば、やはりレンズでしょう。ちょっと触っただけで指紋が付いてしまいますが、それを綺麗に取り除くのは難しいものです。多少指紋が付いたくらいですぐに分かるような画質の劣化はありませんが、完璧な一枚のためには最善を尽くしたいところでしょう。先日とあるブログでこのレンズに付いてしまった指紋を掃除するために素晴らしい製品があるということを知り、その性能に見合わずとても安価であったため、早速私も購入してみることにしました。

日本では写真関連商品を販売しているハクバ写真産業取り扱っているこの商品ですが、Parkside Optical Inc.という会社のDigiKlearという製品になります。このLENSPENではカメラのレンズやセンサーなどのクリーニング用品を製造しているようですが、この中でもDigiKlearはデジタル一眼レフカメラのレンズや背面のLCD画面を掃除することを目的としている製品で、まさにデジタル一眼レフ使いには最適のようです。

この製品、片側はナイロンのブラシになっていて、ざっとホコリを取るのに使うことができますが、スライド操作で本体内に格納することができるので、余計なホコリが付いてしまったりブラシの毛が広がってしまったりせずに済むようです。この反対側にはキャップが付いていて、このキャップを取ると三角形のクリーニングヘッドが出てきます。このヘッドはセーム皮になっていて、ヘッドに仕込まれたコンパウンドを少量付けてこすることで指紋などの汚れが綺麗に取れてしまうとのことです。

早速私も手持ちのレンズを綺麗に…と思いきや、最初に掃除してみたのは指紋防止コーティングが効かなくなってすぐに指紋ベタベタになってしまうようになった私のiPhoneです。クリーニングヘッドで軽くこすってみると、表面の汚れが見る間に取れて行ってしまいました。そしてこすったあとはコンパウンドの効きなのか非常にスベスベと気持のいい手触りです。これはそんなに長く続くものではないでしょうが、これによってホコリがつきにくくなる効果があるようです。

そしてそのあとでカメラのレンスも掃除してみましたが、指紋だけでなくホコリも綺麗に取り除かれ、これはやはり気持ちのいいものです。また、ホコリのたまりやすいファインダーも三角形のヘッド形状のお陰で綺麗にすることができ、その後覗いたファインダーはくっきり見やすくなりました。

これは非常にシンプルな製品ですが、その効果は期待以上のものがあり大満足です。クリーニングヘッドは毎日使っても半年程度持つようなのですが、交換用ヘッドも一つ付属しているので相当長い間活躍してくれるのではないでしょうか。それにしてもこの性能で実売1400円程度とは安すぎます。カメラ好きなら手元に置いておいて損はない一本と言えますが、デジタルガジェットの掃除などにも重宝するのではないでしょうか。