ドイツの高級自動車メーカーBMWから新しい1シリーズ発表されました(PDF)。

BMWのラインアップの中では最廉価車種となりますが、それでも一番安い1.6L車で2,888,000円ということですから、かなり贅沢な車であることは間違いありません。コンパクト・セグメントで唯一のFRレイアウトであるということを一番の売りにしているようですが、それはまたかなり玄人向きのセールスポイントではないかと思ってしまいます。車好きな人に対してはちょっとしたアピールになるかとは思いますが、一般の「ちょっとオシャレなプレミアム・コンパクト」が欲しいだけの人にとってはほとんど意味がありません。エンジンの振動がステアリングに伝わらないということを主張していますが…

もともとBMWはスポーティであることを売りにしてきていますが、そんな売る側の思いとは裏腹に、買い手の方はMercedes Benzと双璧をなすステータスと、オシャレなイメージを求めているのではないでしょうか。走りのイメージを求める人に対してはどちらかといえばAlfa Romeoの方が人気なのではないかと思います。FRであること以外にも色々とアピールポイントはあるようですが、どれも地味な内容が並んでいます。カッコだけではなく中身で勝負ということのようで個人的にはまあまあ好感が持てますが、果たして売れるでしょうか…

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