Guardians of the Galaxy Vol.2 - Baby Groot「リミックス」の意味わかってますか?

今日は次男の15回目の誕生日ということで例年通り休暇を取って家にいたのですが、当然ながら次男本人は学校に行っていたので、結局それは休暇を取るための口実というかきっかけに過ぎません。そういうことでもないと有給休暇を消化することもできないので、私は毎年家族の誕生日と結婚記念日には休むようにしていますが、だからといってどこかへ出掛けたり、ごちそうの準備をしたりするというわけではなく、ただただのんびりしているのが通常のパターンです。ただその代わり、昨日の日曜日には次男と駅前へ行って服を買ってやり、映画を一緒に見て、美味しいバーガーを食べてきたのでまあ問題ないでしょう。

ということで昨日観てきた映画というのがとても面白かった「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の続編、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス」です。原題では”… Vol.2″となっていて今後の続編にも問題ないようになっているのですが、「リミックス」の次はどうするつもりなのかちょっと心配です。いつも思うことですが、邦題の付け方にどうも考えが足りないような気がします。それはさておき、今回もとても面白い作品に仕上がっていました。

冒頭のMarvelロゴがAvengersのキャラクターたちが描かれたちょっとリッチなものに変わっていて「おっ」と思った後、オープニングからBaby Grootのかわいさ全開です。前作の最後の方で仲間をかばってバラバラになってしまったものの、残った枝をRocketが挿し木して育てたのがBaby Grootですが、今作では最初から最後までかわいくて仕方がありません。一番たまらないのは宇宙船のシートに座ってM&M’sか何かを食べているショットでしょうか。

また今回も全編に渡って笑いがいっぱいです。前作はアメリカで観たので笑うところがわからなかったということもありましたが、今回は字幕の助けを借りて大いに楽しみました。しかし、字幕とセリフではタイミングが違うので、字幕が先に出てネタバレのようになってしまうこともあって難しいところです。また、本作をより楽しむためには80年代のTVドラマ「ナイトライダー」について知っておいた方がいい、というか「ナイトライダー」を知らないと何が面白いのかわからないということになると思います。ネタバレになると悪いのでこれ以上は言いませんが、知らない人はWikipediaでも読んでおくといい…と言いたいところですが、このページは情報量が膨大ですね。

他にも様々なネタが仕込まれていて、今回は下ネタもあってレーティング的にも問題ないんだっけというのはあったのですが、エンドロールまで小ネタがあって楽しめます。最高なのはエンドロールの最後の方にあるのですが、恐らく日本人には気づきにくいところではないかと思います。観た後で気になる方はScreen Rant: Guardians of the Galaxy 2: All 5 Post-Credit Scenes Explainedというページの前置き部分に書かれているのでご覧になってください。なお、このページで紹介されている通り、本作はエンドロールに入ってから5つもポストクレジットシーンがあるので、最後の最後まで席を立たないことをお勧めします。

もう一つ、本作ではやはり音楽が大きな役割を果たしていて、70、80年台のノリの良いポップスが何曲もかかって楽しいです。これは前作でPeterが母親から最期の時に贈られたカセットテープに入っていた、ということになっているようですが、それが本作のサウンドトラックとして映画公開のしばらく前から発売されていたので私も購入して、これがどんなシーンでかかるのかなと思いながら聴いていました。映画を観たあとはそのシーンを思い浮かべながら聴くことになるので、印象もまたちょっと変わりますね。ちなみに次作ではZuneを使うのでしょうか。Zuneなんてまた懐かしい…と思いましたが、結局日本では発売されなかったのですね。

Guardians Of The Galaxy, Vol. 2
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ということで、次男にはちょっとわからなかったところがあったものの、それでもそれなりに楽しめたようです。しかし、やはりこの作品は私の世代向けかもしれません。