台湾グルメの代表として思い浮かぶものの一つが魯肉飯でしょう。このブログでもこれまでに何度も記事にしているとおり、私も台湾へ行くたびに何度も食べに行ってしまいますが、店ごとに微妙な違いがあり、それぞれとても美味しくて、飽きることがありません。有名店のものはやはり特徴があってとても美味しいですが、名の知れないその辺にある店で食べてもそれなりに味わいがあるものです。
日本に帰ってきてからも食べたくなってしまうものの、自宅近辺には提供しているお店がなくて食べることができませんが、無印良品のレトルト商品にごはんにかける ルーロー飯というものがあります。これを家で食べようと思って買っておいて、これまでにも何度か食べたことがあるのですが、また今日食べたのでちょっと紹介してみようと思います。
商品名に「ごはんにかける」とある通り、特に調理は必要なく、ただ湯煎などして温めてから温かいご飯にかけるだけで食べることができます。たったそれだけの手間で、台湾の魯肉飯の雰囲気が味わえるというのはなかなか嬉しいものです。しかし、あくまでも「雰囲気」です。本格的な魯肉飯を期待してはいけません。
魯肉飯は「台湾のそぼろご飯」というような説明をされることが多いと思いますが、実際には肉は細かく刻まれてはいても挽肉よりは大きな粒なのが一般的だと思います。しかしこの無印良品のものはそぼろ状になった挽肉が大部分で、数かけ大きめの粒があるといった感じなので、食感も異なります。
また、味付けの方は八角の風味がちょっと効いているのは私好みで良いのですが、しょっぱすぎるのではないかと思います。ちょっと意外かもしれませんが、台湾の料理は全般的に味付けが薄めのものが多いと私は感じており、魯肉飯も濃い色がついていて一見味も濃そうに見えますが、見かけよりもだいぶさっぱりしているものです。しかしこの無印良品のものはだいぶ塩辛いです。それなりに肉も入っていますし、390円という価格に見合うものにはなっていると思いますが、ネットストアのレビューを見てみても好き嫌いは分かれているようです。
ちなみに、同じ魯肉飯という名前でも台湾の北部と南部とでは指すものが違っていて、北部では焢肉飯(コンローファン)と呼ばれる大きな角煮が載ったもののことを南部では魯肉飯と呼んでいて、北部の魯肉飯にあたるものは南部では肉燥飯(ローザオファン)と呼びます。この無印のレトルトも南部のものだったらもっと嬉しいのですが、だとしたらだいぶ高いものになっているでしょうね。

