毎年5月31日は世界保健機関(WHO)が定める世界禁煙デー(World No Tobacco Day)だそうです。私は子供の頃に喘息で苦しんだこともあってもともと煙草を吸わないのですが、煙草が健康に良くないものだということを知らない人はいないでしょう。にもかかわらず未だに煙草を吸う人はいなくなりません。以前から吸っていてすでに中毒になってしまっている人については、やめるのも辛いようなのでまだ理解できるのですが、新しく吸い始める若い人がいるのは本当に残念なことです。
煙草を吸い始めるきっかけのほとんどは「カッコいいから」ということではないでしょうか。そのため、テレビや映画などでは喫煙シーンがかなり制限されるようになり、子供が目にする機会はほとんど無くなったのではないかと思います。また、学校などでは敷地内が禁煙となり、教師や父兄が喫煙しているところを子供が見てしまうことも減ったのではないでしょうか。その子の親や親戚が吸っているところはどうしようもありませんが、そこまでは外部では管理できません。しかし、週末の野球やサッカーのコーチや父兄が校門のすぐ外で喫煙していることが多いのは問題ではないでしょうか。彼らはなぜ敷地内が禁煙になっているかを理解していないのでしょうか。理解した上でのことであれば、なおさら問題でしょう。
また、煙草のパッケージにも面積の50%以上を煙草の健康被害を訴える警告表示が占めることとなっており、購入するとさすがに嫌でも目にするようにはなっています。日本以外の多くの国では、ここにさらに黒くなった肺などの「警告画像」を表示するよう義務付けられているとのことで、日本でも導入するよう専門家らが訴えているそうです。しかし、それもそういうものだと思ってしまえば何とも思わなくなってしまうでしょうから、効果は限定的ではないかと思うのですが、「過度な不快感を与えないよう配慮するべき」という反対意見はどうなのでしょうか。確かに「過度な」ものは良くないと思いますが、ある程度の不快感は不可欠な気がします。
煙草の価格もどんどん上がって現在は一箱500円前後となっているようですが、欧米ではすでに2000円以上のところも多く、オーストラリアでは4000円以上にもなっているということですから、日本を含む東アジアはまだまだかなり安い部類のようです。でも欧米並みでも煙草1本がジュース1缶と同じくらいというのなら、まだまだ高すぎるということはないように感じます。自分が吸わないので無責任に言いますが、本当にやめさせたいならもっと上げてもいいのではないでしょうか。価格を上げるのは若年層に諦めさせるのが目的のようですが、ここまで上げればおじさんたちも降参しますよね。

