これまで飛行機のパイロットといえば、ビシッとしたスーツ形式の制服に黒の革靴というのが当たり前だったかもしれませんが、果たしてこれは見た目以外の必然性があるものだったのでしょうか。夏場などは上着を省略している航空会社もあると思いますが、靴についてはどうだったでしょうか。私があまり足元に注目していなかったので気づかなかっただけかもしれませんが、革靴以外を履いていることはあったのでしょうか。

今回、スカイマークは「運航乗務員のスニーカー着用について(PDF)」というプレスリリースで、運航乗務員、つまり機長と副操縦士がこれまでの黒の革靴に加え、黒一色のスニーカーも着用できるようになったと発表しました。「スニーカーの着用により、長時間業務や悪天候下での機材の外部点検などにおいて、より一層の身体的負
担の軽減と安全性の確保が期待できます。」としており、とても理にかなった取り組みで良いのではないかと思います。

スカイマークの定期航路は今のところ国内線のみで、これに加えて台北までのチャーター便があるだけで、国際線の長距離フライトのような乗務はありませんが、それでも革靴より身体的な負担が軽くなり、運航業務により集中しやすくなるのではないでしょうか。本当はむしろ長距離の国際線を運航している航空会社にこそ、こういう改善が必要なのではないかとも思えますが、こうして積極的に改善に取り組む姿勢は今のスカイマークならではという感じでとても良いですね。

もしかすると「パイロットはビシッとフォーマルな格好でないと」という乗客もいるかもしれませんが、私としてはむしろポロシャツにチノパンくらいでもまったく問題ないので、働く方々の負担を少しでも減らしてほしいと思っています。