イラン戦争をきっかけとする原油価格高騰の影響で、航空業界も大変なことになっています。航空各社では燃油サーチャージの値上げも発表されており、日本航空や全日空ももちろん例外ではありません。また、来年度にはこの2社に加えてスカイマークも、現在は不要としている国内線でもサーチャージを導入するよう検討しているということで、それだけ燃料費がかさんできているということのようです。
アメリカへの出張時や赴任中に私がよく乗っていたデルタ航空でも燃油サーチャージを改定するという発表を先に見ていたのですが、日本-北米路線のサーチャージが65000円にもなるということで驚いてしまいました。今年5月にも56000円に上がったばかりだったのですが、さらに9000円も増額されるという急上昇ぶりにも驚くのですが、サーチャージだけでも往復13万円にもなるというのが驚愕です。10年ちょっと前の安いときには運賃自体が15万円を切っていたりして、さらにサーチャージも0円だったと思うのですが、ずいぶん変わってしまったものです。
そもそも燃油サーチャージというのは何なのかというと、運賃そのものの改定はこまめにできないので、燃料価格の急変についていくためにその変動分を吸収するためのものとされています。現在の状況ではやむを得ないものとは思いますが、運賃本体とは別建てで計算されるので、チケットの購入時にはあとからわかってギョッとしたりします。航空会社によっては予約時に最初から一体で表示してくれるので、そのほうがわかりやすくて良いですね。
燃料価格や為替の変動リスクを乗客が一方的に負わされるのは不公平だというような意見もあるそうですが、航空会社も大儲けしているというわけではないでしょうから、会社の健全な経営のためにはやむを得ない面もあるでしょうね。飛行機に乗らない人には全く関係のない話かもしれませんが、旅行好きには大きな影響があるので、速やかな原油価格の安定を望みたいところです。

