The Sheep Detectives – ひつじ探偵団 (2026年の映画)

以前とあるポッドキャストでの紹介を聞いてちょっと気になっていた映画「ひつじ探偵団」ですが、劇場公開から2ヶ月も経たないうちに早速Amazon Prime Videoで配信されるようになりました。アメリカでの配給がAmazon MGM Studiosなので、これだけ早く配信が始まるのも必然でしょうか。それはともかく、実際に観て面白かったという声もあったので、私も雨の週末となった今日、観てみました。

イギリスの田舎町で羊飼いとして暮らす、Hugh Jackman演じるGeorgeがある日殺されてしまい、生前Georgeから推理小説を読み聞かされていた羊たちがその犯人を見つけ出そうと奮闘する、というミステリー・コメディ・ファンタジー作品です。羊たちはもちろんCGですが、かなりリアルに描かれていて、羊同士の会話は声優陣による声の出演で表現されています。Georgeは羊一匹一匹に名前をつけて、愛情を持って接していたようですが、CGの羊たちもそれぞれ個性的に描かれていて、私もしっかり識別することができました。

この作品は登場人物も多くなく、推理要素はシンプルですが、基本に忠実というかオーソドックスなものです。しかしそこに「羊が探偵ごっこ」という新しい要素が加わることで、独創的な作品になっているのではないでしょうか。人間社会とは別に、羊たちに群れという社会があるように描かれているのも面白いところだと思います。

しかしそれにしても、CGの羊たちの動きが非常にリアルで、私の目には全く違和感がありません。単なる技術の進歩だけではなく、動きをつけているアニメーターの力なのでしょうが、普段から羊を見慣れている羊飼いが見たら「そんな動きをするわけがない」というようなものなのか、それともじっくり観察した上でつけた動きなのでよくできていると思うものなのか、ちょっと興味のあるところです。