VNL 2026 大阪大会 第1日

バレーボールネーションズリーグ大阪大会がいよいよ開幕したので、早速その初日に勤務先の友人とAsueアリーナ大阪に観戦に行ってきました。

チケットは海外チーム同士の試合と日本代表との試合とは大きく扱いが異なっていて、海外チームの試合は料金もかなり安く、同日に複数試合開催される場合は続けて観戦することができ、さらにほとんどの席が自由席となっています。一方、日本代表戦は料金が高く、一度全員退場しなければならず、また全席指定となっています。それでも海外戦は半分以上が空席であったのに対し、日本戦は満員御礼の7500人来場ということなので、差がつけられるのも仕方ないかもしれません。私たちは両方のチケットを購入して、海外戦2試合と日本代表戦の計3試合を楽しんできました。

当日、電車が人身事故で止まっているという不運があり、会場到着が予定よりも遅れて試合開始に間に合わなかったのですが、第一試合はポーランド対トルコでした。ランキングでは5位のポーランドと3位のトルコの対戦なので順当な結果とも言える、セットカウント3-1でトルコの勝利に終わりました。しかしさすがにランキング上位のチーム同士の対戦で、巧さを感じさせる試合でした。中でもトルコのバルガス選手の存在が圧倒的に光っていたと思います。

第二試合はタイ対アメリカでしたが、ランキング4位のアメリカと21位のタイなのでやはり実力差は大きく、3-0のストレートでアメリカが勝ってしまいました。どちらのチームにもSVリーグでプレイしていた選手がいるので、それぞれ注目してみていましたが、アメリカは上手いというより体格とパワーにものを言わせた大雑把な試合に感じました。特に身長203cmのレットケ選手はたいしてジャンプしていないのに簡単にブロックしてしまっているように見えました。実際にはただ大きいだけということはないのでしょうが、ネットを挟んで向かい合っているタイの選手との体格差があまりに大きく、かわいそうに見えてしまいました。

そして注目の第三試合は日本対ブラジルです。ランキング6位の日本が2位のブラジルに挑むという試合で、結果はセットカウント3-1での敗退となったものの、特に第4セットなどは日本が大きくリードする場面もあったりして、決して一方的なものではなく、とてもいい試合でした。せっかくのリードを守りきれずひっくり返されてしまったのは、それこそ地力の差ということなのかと思います。勝てない試合ではなかったと思うので、この経験を今後の粘り強さに繋げてほしいです。ブラジルチームは皆すごく均整の取れた健康美を絵に描いたようなスタイルをしていたのが印象的でしたが、プレイは非常に堅実で、日本が見習うべきチームなのではないかと感じました。

VNL 2026の運営に対する感想としては、音楽のうるささが大きな問題だと思います。サーブの笛が吹かれても音楽は止まらず、選手がモーションを始めてから初めてフェードアウトするので落ち着きませんし、音量も大きすぎます。また、応援MCはもっとホームチームの日本寄りでもいいのではないでしょうか。ピンチの場面での「ニッポン」コールもありませんでしたし、日本がブロックされた場面でも「モンスターブロック」などのチャントを促してしまうのは、さすがにどうなのかと思いました。もちろん、音楽に乗せられて観客がそのまま反応してしまう側にも問題はあるとは思いますが、少々モヤモヤするところはありました。それでも、やはり最高峰のプレイを楽しむことができたので、観戦そのものには大満足です。