2024年に金沢から敦賀までの区間が開通した北陸新幹線ですが、この開業のおかげで実は福井や金沢は関西から余計に遠くなってしまいました。それまでは在来線特急のサンダーバードで大阪から直接金沢へ行くことができたのですが、北陸新幹線の開通に伴って北陸本線の敦賀ー金沢間が分離され、サンダーバードも敦賀止まりとなってしまったので、敦賀で乗り換えなければならなくなったのです。接続が良ければ時間的には少々短縮されましたが、その代わりに運賃も高くなってしまったので、総合的な利便性としては明らかに低下してしまったように感じています。
その状況も北陸新幹線が大阪に延伸されるまでということになるのですが、未だ定まっていなかったそのルートがようやく決まろうとしています。敦賀から琵琶湖の東岸の米原で東海道新幹線に接続する米原ルート、琵琶湖の西岸の高島市を通って京都へ向かう湖西ルート、小浜から亀岡を通ってそのまま新大阪へ向かう小浜ルート、舞鶴まで日本海沿いを進んでそこから京都へ向かう舞鶴ルート、そして小浜から京都へ進む小浜・京都ルートという5つの主な案があって、必要な建設費、工期、所要時間、輸送密度など様々な観点で議論となっていました。それが今回、自由民主党と日本維新の会による与党整備委員会で小浜・京都ルートで合意されたとのことです。
また、京都市内の駅は現在の京都駅ではなく、桂川駅の大深度地下に建設することとなりました。JR在来線などとの接続を問題視する人もいるようですが、北陸と名古屋方面を行き来する人には直接乗り換えられないのは確かに不便かもしれません。そういう人もいっそ新大阪で乗り換えたほうが良さそうです。
しかし、この延伸も工期が26年と見積もられており、さらに着工するためには各種条件が揃わなければならず、完成するのは一体いつになるのか見当もつきません。ただおそらく間違いないのは、私が元気なうちには無理だろうということで、今すぐに着工したとしても完成するときには80歳を過ぎていることになり、すでに夢のような話でしかないようなのが残念です。せめてリニア中央新幹線には乗ってみたいのですが、そちらもいつになることか…

