The Beekeeper – ビーキーパー (2024年の映画)

連日暑くて外に出る気がしない今日この頃ですが、この週末はあまり出かけずに家で映画でも観ていることにしました。しかし気分的に重い映画は避けたかったので、考えることなく楽しめるバイオレンスアクションものということでJason Statham主演の「ビーキーパー」をAmazon Prime Videoで観てみることにしました。この作品を選んだのは、ちょうど「ビーキーパー2」が公開予定というニュースを目にしたので、そういえばまだ観ていなかったと思い出したためです。

Jason演じる養蜂家のAdam Clayが世話になっていた老婦人Eloise Parkerが、フィッシング詐欺によって全財産を失い、その絶望から自ら命を絶ってしまったことで、その復讐のために立ち上がってサイバー詐欺集団を叩きのめす、というストーリーです。Adam Clayは実際に養蜂をやっているだけでなく、Beekeepersと呼ばれる秘密組織に属する凄腕の工作員「ビーキーパー」だった過去があり、デルタフォースSEALsシークレットサービス相手にも圧倒的な強さを見せます。しかし、悪党は容赦せず命を奪っていきますが、公務員として命令に従っているだけの人々は無力化するだけにとどめるという一線を守っているようでした。

実際に作中のような大掛かりなサイバー詐欺集団があるのかどうかわかりませんが、フィッシング詐欺自体は昨今かなり身近なものになってしまっており、これに近い被害に遭っている人も現実にいるのではないでしょうか。しかしそうした時に仇を討ってくれる「ビーキーパー」はいないというのは残念なことです。まあもちろん私刑はダメですけどね。

今作で悪役とされている犯罪組織が思わぬところと繋がっていて非常に大掛かりな話になりますが、アメリカならではの話でもありますし、近頃の状況を見ていると無きにしもあらずなのでは、などと妙な現実味が……いえ、やはり荒唐無稽ですね。ネタバレを避けるとかなりぼんやりしたことしか書けませんが、なかなか面白かったです。ただ、ちょっと痛い描写があるので、そのあたりがやはり私には辛かったです。