「容疑者Xの献身」などの「探偵ガリレオ」シリーズや「マスカレード・ホテル」などの推理小説で知られる小説家の東野圭吾氏が、7月23日に68歳の若さで亡くなっていたそうです。
東野氏は大阪府立大学(現大阪公立大学)工学部を卒業後、日本電装(現デンソー)に就職して在職中に小説を書き、入社5年目に江戸川乱歩賞を受賞してプロの作家になったという異色の経歴を持っていました。このため、作品にも時折理系・技術者ならではの視点や描写が見られることがあり、それも作品の魅力となっていたと思います。
生涯で100冊以上の作品を世に送り出しているとのことですが、私も40作品近くに触れてきました。どれも東野作品らしい面白さがあり、またいつも期待に応えてくれる安心感があり、逆に読んでがっかりするようなことはなかったと思います。8月5日にもガリレオシリーズの新作「永遠の記憶」の発売が予定されていたところですが、もう今後新しい作品に出会うことがなくなってしまうというのは残念でなりません。
なお、亡くなった原因は大腸癌とのことですが、癌で亡くなる方の中では今の日本で最も多いようです。内視鏡検査によってポリープのうちに除去しておくことが重要で、自覚症状が出たときにはかなり進行してしまっているということです。私も今まで大腸の内視鏡検査はしたことがなく、ちょうど今年あたりと思っていたところなので、億劫がらずに検査を受けておきたいと思います。

