VNL 2026 女子決勝ラウンド終了

これまでここで何度も記事にしてきたバレーボールネーションズリーグ2026ですが、先週末で女子の全日程が終了しました。辛くも決勝ラウンド進出を果たした日本代表チームは残念ながら初戦のブラジルに敗れてしまい、わずか1試合で会場を去ることになってしまいました。優勝したのは決勝戦でブラジルを下したトルコで、3年ぶり2度目の優勝とのことです。一方のブラジルはこれまで8回の大会で5度目の2位ながら一度も優勝できておらず、今回も悲願が果たせずという結果になってしまったようです。

大会MVPはトルコのメリッサ・バルガス選手が獲得しましたが、私もポーランド戦で躍動するバルガス選手を見ていたので納得です。バルガス選手にトスが上がったらもう決まったのと同じ、というような感じで、1人だけ別次元にいるかのようでした。

決勝ラウンドで番狂わせだったのは、予選ラウンド9位ながら開催国特権で決勝ラウンドに進出していた中国で、初戦の準々決勝で予選1位のアメリカと対戦したのですが、フルセットの末にアメリカに勝利してしまったのでした。もちろん中国も決して弱い国ではないので、実力で勝利したのでしょうが、最初から決勝進出が確定していたので、予選ラウンドでは戦力を温存しておくことができたということなのでしょうか。ちょっと割り切れない思いもあります。

男子は日本代表チームが予選1位だったので、決勝ラウンド初戦では最下位だった中国チームと当たることになりますが、女子の結果を見ると油断は禁物で、何が起こるかわかりません。特に中国とはいえ特別行政区であるマカオで開催された女子とは違い、男子の決勝ラウンドは中国本土の寧波が会場となっていますし、女子以上に完全アウェイのムードの中での試合になるはずです。その中で雰囲気に飲まれずに実力を十分に発揮できるかどうか、予選全勝で波に乗っている日本チームとはいえ、安心してはいられないのではないでしょうか。男子の決勝ラウンドはいよいよこの記事が公開される7月29日から始まります。