帰宅後に夕食を摂りながらテレビのNHKニュースを見ていたら、高校球児が整列して歩いている様子が映し出されました。「もう夏の甲子園が始まるのか」とぼんやり眺めていたのですが、実はこれは開会式のリハーサルとのことで、大会は明日8月5日に開幕するとのことです。
しかし今日の甲子園あたりの最高気温は36°Cで、熱中症警戒アラートも発表されていました。果たしてそんな中で出場選手を集めてリハーサルなどというものをやる必要があるのでしょうか。もちろん、各種設備や機材が滞りなく動作することや段取りを確認するためのリハーサル自体は必要なものでしょう。しかし、炎天下のグラウンドに高校生を並ばせるようなことは不可欠なことでしょうか。
選手たちは野球をするために甲子園まで来ているのであって、万全の状態で試合に出られないのでは意味がありません。各地方大会を勝ち抜いてきた選手たちなので、開会式に出られること自体は誇らしいものでしょう。しかし、仮に開会式での行進に多少の乱れがあったとしても、そんなことは些細なことではないでしょうか。
その過酷な暑さの中で整列する高校生たちの姿を、そのまま季節の風物詩のように伝えるだけでいいのでしょうか。高校野球連盟も試合時間を真昼の暑い時間帯を避けるなどの取り組みをしていますが、このリハーサルについてもちょっと考えたほうがいいのではないかと思います。また、主催する朝日新聞社や大会を放送するNHKといったマスメディアの人たちからも、何か声が上がってもいいのではないかと思ってしまいました。

