ちょうどこのブログの休眠期間中だったようでここでは記事にしていないのですが、何年か前に妻と二人で、しまなみ海道を渡って道後温泉で一泊、その後金毘羅さんへ移動してもう一泊して帰るというドライブ旅行をしたことがあります。「あれはいい旅行だったね」という話を最近していたのですが、その時にお土産に買って帰った「銘菓 観音寺」がデパートの催事で売られているのを妻が見つけ、買ってきました。
その名の通り、香川県観音寺市にある白栄堂さんの商品ですが、地名は「かんおんじ」で、その由来となっているお寺とこのお菓子の名前は「かんのんじ」というのが正しいようです。また、表面には寛永通宝に由来する焼印が押されていますが、これは市内にある砂絵をモチーフにしたもののようです。私はこの砂絵を知らず見に行きませんでしたが、東西122m、南北90mもあるようなので一見の価値がありそうですね。
さてこの銘菓観音寺ですが、スポンジ状の洋風の生地で黄身餡を挟んだようなお菓子で、レトロなパッケージも含めて見た目は非常に素朴ですが、実は和洋折衷というよりだいぶ洋菓子寄りではないかと思います。甘すぎず、重たすぎず、日本茶にもコーヒーや紅茶にも合うのではないでしょうか。妻にとっては、これまでに食べた各地の銘菓の中でも強く印象に残っているそうですが、そこまで主張の強い商品でもないのに不思議なものです。
冒頭で触れた旅行の際にはこの白栄堂さんの本店へ行って購入したのですが、こちらには茶房も併設されていて休むことができ、また和菓子だけでなくショートケーキやタルトなどの洋菓子も売られています。そういった洋菓子の技術もあって銘菓観音寺も生まれたのでしょうか。観音寺市といえば「天空の鳥居」で知られる高屋神社があり、また少し北には美しい夕日が見られる三豊市の父母ヶ浜があるので、旅行で訪れる際には白栄堂さんにも寄ってみると良いと思います。

