2013年にGoogle Readerが終了して以来、私はフィードアグリゲーター/リーダーとしてFeedlyを利用してきました。2013年からというともう10年以上になりますが、年間45ドルという料金も円安ドル高が進んで徐々に負担が重くなってきています。そのFeedlyのサービス自体にそれだけの価値があるのかということで言えば、日々安定して動作することが期待されるのに対して、時々妙に動作が重くなったり、しばらく接続できなくなったりと、不安定になることがあります。

最近もフィードの閲覧時に次のアイテムを開くのに時間がかかるようになっていたのですが、ちょっと耐え難かったのでフィードリーダーアプリのReeder Classicで一気に取り込んでから読むようにしたところ、APIアクセス制限にかかってしまったようで、一時的にログインもできなくなってしまいました。どうもIPアドレスで規制されてしまったようで、iPhoneからでもWi-Fi経由ではログインできなかったのですが、セルラー回線経由にしたところ問題なくログインして閲覧できるようにはなりました。

しかし、「こんなのやってられるかー!」ということで、ちょうど来月初め頃に年間契約の更新が迫っているということもあり、Feedlyの有料プランを解約することにしました。移行先にはFeedly同様のクラウドサービスであるInoreaderというのも考えたのですが、自宅サーバーと化している、以前メインで使っていたMac mini (Early 2020)を活用して、セルフホスト型のフィードアグリケーターを使ってみようと思い立ち、FreshRSSをインストールしてみました。

FreshRSSはオープンソースのプロジェクトで、導入にはある程度の知識が必要になりますが、Dockerを使うことで手間をほとんどかけずに利用できるようになります。私自身もDockerは使い慣れておらず、よくわかっていないところがありますが、いくつかのウェブサイトに掲載されている記事を参考にしてインストールし、30分もかからずに使えるようになりました。

FeedlyからエクスポートしたOPMLをインポートすることで、これまで購読していたフィードはすべてそのまま取り込むことができました。ただし、Feedlyではフィードがなくなったりしてエラーになっているものも単に新しい記事がないように見えるだけでしたが、FreshRSSではエラーとして表示されるので、それらを削除すると有効なフィードは半分ほどになってしまいました。

ウェブブラウザーで閲覧するのが基本的な使い方になると思いますが、FreshRSSのWebUIはFeedlyに比べると残念ながらだいぶ見劣りしてしまうのが事実です。FreshRSS自体が軽量なことに加え、自宅ではサーバーとの物理的な距離が近いこともあってレスポンスはいいのですが、洗練さに欠けているというか、Feedlyはだいぶ頑張っているのだなと改めて感心してしまいました。まあオープンソースですし、拡張も可能なので自分で改良すればいいのかもしれませんが、私も専門外なのでちょっと手が出せません。

しかし、Reeder ClassicがFreshRSSにも正式に対応しているので、APIアクセスを有効にして接続してやると、Feedlyや過去のGoogle Readerを使っていた時とほぼ同じ感覚で快適に閲覧できるようになりました。しばらくこの運用で様子を見ながら使っていきたいと思いますが、気になるのはReeder Classicがすでに旧バージョンという位置づけになっているということです。今後もメンテナンスは継続されるようですが、若干不安が残るので、こちらも移行先を調べたいと思います。