After the Sunsetちょうど1ヶ月後の12月1日に公開予定の「007 カジノ・ロワイヤル」は主人公のJames Bond役がDaniel Craigに交代するということも話題となっていて楽しみなところですが、先代のJames BondであるPierce Brosnan主演の映画「ダイヤモンド・イン・パラダイス」を観てみました。本当は今日は毎月1日の映画の日だったのですが、今日はちょっと観に行くことができなかったのでせめてDVDでも、ということです。

ダイヤモンド・イン・パラダイス
アミューズソフトエンタテインメント (2006/07/07)

Pierce演じる主人公のMax Burdettはナポレオンのダイヤモンドを狙う大泥棒なのですが、3つあるうちの2つを盗んだ時点で稼業からの引退を決め、カリブ海の楽園バハマで恋人で同業のLolaと楽しい毎日をのんびりと送っていました。しかしそこへ宿敵のFBI捜査官が現れこのバハマに最後のダイヤモンドを乗せた豪華客船が来ることを教え…というようなストーリーなのですが、このバハマでの暮らしぶりが何とも贅沢で映画のお話だとわかっていても羨ましく感じてしまいました。

Pierceの役は無精ヒゲの似合う渋いおっちゃんなのですが、実にかっこよく見えます。Lolaを演じるのはSalma Hayekという女優さんですが、エキゾチックな表情とグラマラスでとてもセクシーです。Spy Kids 3Dではさすがにそんな魅力は見せていませんでしたが…愁いを含んだような横顔がとても魅力的でした。

この映画のような泥棒もの(?)ではその鮮やかな手口が作品自体の大きな見所となるわけですが、この作品では比較的シンプルな手口ながら実はそれを取り囲む別のトリックがあったりしてなかなか楽しめるのではないでしょうか。最近の映画はどうも簡単に人を殺しすぎで私はそういうシーンを直視していられないのですが、この映画ではけが人もあまり出ないのも良かったです。まあ、死亡者ゼロというわけにはいかないのですが…

ということで、特に「面白かった!」と絶賛するほどではありませんが、あまり肩に力を入れずのんびりと楽しむには悪くないような気がしました。

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