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福岡&佐賀日帰り旅行

大変充実した1日。

日頃、一人で車を運転して出掛けることの多い私ですが、先日は勤務先のZさんに誘われて、二人で新幹線に乗って九州まで行ってきました。なんでも阪急交通社トラピックスの商品で、ひかりかこだまか、どの列車になるかは分からないが博多まで新幹線の往復で1万円というものがあるので行ってみないか、ということだったのですが、そんな面白そうなものに私が乗らないはずもなく、二つ返事でOKしました。普通に切符を買ったら片道でも14000円ほどかかりますので、なんとその3分の1強で済んでしまうのです。どの列車になるかがわからないというのもミステリーツアーのようで面白かったものの、組み合わせによっては6時間ほどしか博多にいられないようだったのですが、蓋を開けてみれば10時過ぎに着いて8時前に発つということになったので10時間近くも滞在できることになり、レンタカーを借りて隣の佐賀県まで足を伸ばそうということになりました。このレンタカーもZさんが1日で2500円ほどで済むものを見つけてきてくれたので、とても安上がりなものになりました。

佐賀を目指したのは呼子でいかの活き造りを食べることができる、これはインスタ映えする! ということですが、インスタ映えはともかく珍しいものなので私もぜひ食べてみたくなりました。活き造りを出す店は呼子にいくつもあるのですが、お魚処 玄海というところはインターネットで予約ができるということだったのでここにしましたが、到着した12時には空いていたもののその後続々と客が来て、やはり予約しておいた方が確実なようですし、ネット予約しておくと消費税分割引になるという特典もあります。なお、私たちは魚づくし会席「小潮」というメニューにしましたが、活き造りもさることながらその後造りでゲソを天ぷらにしてもらったものがこれまでに食べたことがない美味しさでした。

満腹になったあとは呼子港のマリンパル呼子というところからイカ丸という遊覧船に乗って天然記念物の七ツ釜を見に行きました。これは海岸の岩場に侵食によりいくつもの洞窟ができたものですが、その一つに船で入るというのが呼び物になっています。これは初めての体験でなかなか面白いものでしたが、この岩場は玄武岩の柱状節理が大変見事で、私はそちらの方に目を奪われてしまいました。柱状節理といえば東尋坊が有名ですが、七ツ釜のそれはさらに細かく、またうねっているのも見応えがあります。なお、この七ツ釜はダイバーJacques Mayolの原点と言える地だそうです。

また、呼子の近く、隣町の玄海町には浜野浦の棚田という入江に面した棚田があるということなので行ってみました。残念ながらすでに刈り入れは終わっていて、トラクターを入れて耕しているところだったので絶景という訳にはいきませんでしたが、それでも田んぼの土にくっきりと緑色であぜ道が見えるので、そんなに悪いものでもありません。とはいえ、できれば水の張られたころか、金色の稲穂が垂れる頃に見に行ってみたいものです。

その後、渋滞などもあって遅くなってしまい、次の目的地の篠栗町の南蔵院に着くのはちょうど日没の頃になってしまいました。ここにはブロンズ製の涅槃像としては世界最大という釈迦涅槃像が横たわっています。ちょっと暗くはなってしまいましたが、境内は他に人がほとんどいなかったため好きなように写真を撮ることができ、また薄暗い中で灯籠に明かりが灯された様子や、薄暗がりに立つ荒神像などはとても雰囲気があって逆に良かったのではないかと思います。最後は慌ただしくなってしまいましたが、行った甲斐はありました。

このあとは博多駅近くへ戻ってレンタカーを返し、駅ビル内のマイングでお土産に伊都きんぐのあまおう苺入りわらび餅「博多あまび」とやまやの辛子明太子を購入した後、同じく駅ビル内のデイトスにあるおおやまでもつ鍋をいただきました。博多といえばラーメンも捨てがたく、他にも魅力的な食べものはいくつもあったのですが、もつ鍋は日頃そうそう食べられるものではありませんし、非常に美味しくいただくことができました。昼食もそうですが、ちょっと前に胃を悪くしていたのがなんとか治って本当に良かったと思います。

こってりしたものを食べたあとはまたマイングの伊都きんぐに戻って、「あまゴリスムージー」という名前のあまおう苺入りスムージーを買って帰りの新幹線に飛び乗りました。このスムージーはたっぷりの冷凍イチゴと牛乳、砂糖だけをミキサーに掛けたもので、見ている前で作ってくれます。600円となかなかの値段ですが、それだけの価値は間違いなくあります。また、お土産に買った「博多あまび」も翌日家族で食べましたが、これもまるでイチゴを食べているかのような、いやそれ以上のフルーティーさで、これも1620円と値が張りましたが皆で感動しましたので、その価格にも納得できました。

ということで、帰宅したのは深夜12時近くとなってしまいましたが、朝から晩まで非常に中身の濃い旅行となり、とても日帰りとは思えない満足感がありました。誘ってくれたZさんに感謝です。また今回、九州には様々な美味しいものがあるということもわかりましたので、ぜひ再び足を運んでみたいと思います。

乗鞍高原までドライブ

楽しみました。

養老天命反転地、モネの池、高山と訪れた次男とのドライブ旅行1日目は天候に恵まれて充実した内容となりましたが、その夜乗鞍高原のペンションに宿泊したあとの2日目はあいにくの雨模様となってしまい、行こうと思っていた上高地を諦めて予定を変更しなければなりませんでした。とりあえず白樺のきれいなところはないかと地図を見てみると、すぐ近くに白樺峠というずばりそんな名前のところを見つけたので、そちらを通って下っていくことにしました。

このルートを取ったのは大正解で、観光センター前の交差点から白樺峠の方へ曲がってちょっと進むと雰囲気は一変し、道路の両側が見事な白樺の林となります。そしてここで前方に何か動物が道路を横断するのが見えたのですが、よく見るとこれはニホンザルで、その道路の反対側にももう一頭の猿がいるのも見つけました。こんな自然に生活する姿を見ることができるとは思いもよらなかったので次男と二人で興奮してしまいましたが、カメラを取り出している間に立ち去ってしまい、写真は撮らせてもらえなかったのが残念です。

この先はさらに道は細く曲がりくねってきますが、途中車を停めて写真を撮ったりもしつつ、一気に妻籠宿まで進みました。妻籠宿は旧中山道の宿場ですが、当時の町並みがしっかりと保存されていて、とてもいい雰囲気でした。特に、小雨交じりの午前中だったということもあって観光客が少なく、落ち着いて見られたのも良かったのだと思います。中学生にはこんな地味なスポットもどうかと思いましたが、物珍しいこともあり彼なりに楽しんでくれたようで嬉しかったです。

このあと途中で味噌煮込みうどんを食べつつ名古屋へ向かい、リニア・鉄道館に行ってみました。ここはJR東海が運営する、新幹線を始めとする鉄道技術を紹介する博物館で、館名に「リニア」と掲げられてはいますがリニアにはそれほど重きが置かれているわけではありませんでした。鉄道博物館というと子供っぽい感じになってしまいがちですが、ここでは技術展示も充実しているので大人でも十分に楽しめるのではないでしょうか。また、館内には各種車両の実物が多数そのまま展示されていて、特にC62、300X、MLX01が展示されている最初の部屋は圧巻です。

ということで、最後はちょっとした渋滞に巻き込まれたりもしつつ早めに帰宅することにしましたが、なんだかんだでとても充実した旅になったと思います。次男とは以前Amtrakでアメリカ(半分)横断という長旅もありましたが、今後二人だけで旅行するというのもこの先あるかどうかわかりません。まだ来年も付き合ってもらえるといいのですが…というか来年なら妻も同行できそうなので3人ですかね。

飛騨高山

もっとゆっくりいるべきでした。

養老天命反転地、モネの池のあとはそのまま国道を北上して、夕食を摂るために高山市内へと向かいました。途中、通りがかった大滝鍾乳洞が「東海地方最大級」と謳っていたのでちょっと気になって立ち寄ってみましたが、細い山道を登っていくと谷あいが急に賑やかになっていて、たくさんの観光客が訪れていて驚きました。確かに鍾乳洞は立派なもので見応えがありましたが、一方通行になっていてすれ違いに気を使わなくてよいのはいいものの、一番奥の大滝を見たあとの帰り道にはほとんど見るものがないトンネルを戻らなければいけないというのがもったいない気がしました。また、夏の暑い時期の鍾乳洞は、中はひんやりしてとても気持ちいいのですが、その後の暑さが逆に堪えますね。

高山ではTripAdvisorの「外国人に人気の日本のレストラン 2014」で2位に輝いたことのあるCenter4 Hamburgersで飛騨牛を使ったハンバーガーを食べようと思っていたのですが、なんとまさかの臨時休業ということに途中で気づき、まあとりあえず行ってみてから考えよう、と車を駐車場に入れて、まずは高山古い町並みからぶらぶら歩いてみました。

この地区では文字通り古い町並みが保存されているようで、なかなか風情があります。送電線も地中化されているようで、空がすっきりしているのがとても良いです。両側には造り酒屋、味噌屋、雑貨屋、カフェなどが並んでいて、軒先で売られているまんじゅうや飛騨牛の寿司などが食欲もそそります。明らかに観光客向けに整備されている景観ではありますが、私たちが訪れたのが夕方であったこともあり、落ち着いていて素敵な雰囲気でした。ここでは非常に多くの白人観光客の姿を見ましたが、確かに欧米人の目にもとても魅力的に映るのではないかと思います。

私たちはこの古い町並みを抜けて、宮川の対岸の商店街沿いに戻り、梗絲という店を見つけたのでここに入りました。贅沢にも「特上飛騨牛づくし」という飛騨牛の握りや巻き寿司と、「奥飛騨大マスの極マス寿司」というマス寿司とを注文し、二人で半分ずつ分け合って食べてみました。もちろん飛騨牛の寿司もとろける美味しさではあったのですが、期待以上に美味しかったのが非常に肉厚で臭みの全くないマス寿司です。さらに、添えられていた飛騨産の山椒をちょっと付けて食べるとこれがまた非常に良く合い驚きました。どんなマス寿司でも合うのかどうかわかりませんが、今度マス寿司を食べる機会があればまた山椒を試してみたいと思います。

食後にも駐車場に戻る前にぶらぶらしてみましたが、商店は6時ごろにはほとんど閉まってしまうようで、だんだんひっそりしてきてしまいました。しかしそれがかえってさらにいい雰囲気になったかもしれません。赤い欄干が印象的な中橋では道路の真ん中まで出て写真を撮る観光客がクラクションを鳴らされたりしていましたが、確かに記念写真を撮るには良いところかと思います。

ということで、高山では観光らしい観光もせずに立ち去ってしまうことになりましたが、この日の宿泊は乗鞍高原のペンションを予約していたので、北アルプス飛騨山脈を越えて長野県側に渡らなければならないので先を急ぐことにしました。高山にはまだまだ見どころや行くべきお店があるはずなので、きっとまた訪れたいと思います。