Archives

タッチ (2005年の映画)

ひたすら長澤まさみを愛でる映画。

一旦何かを気に入るとそればかりになるのが私の悪い癖なのですが、今の私は長澤まさみに夢中…というのはちょっと違いますが、注目しています。先日、YouTubeで2011年のさんまのまんまに長澤まさみが出演した時の動画を見たのですが、その中で明石家さんまが「タッチ」にヒロインの浅倉南の役で出演したのがすごく良かった、と言うので、それほどいうならぜひ観てみよう、と観てみると確かにとても良かったです。

タッチ

posted with amazlet at 19.05.21

(2013-11-26)売り上げランキング: 72,528

Amazon.co.jpで詳細を見る

と言っても、映画自体はあまりいい出来ではありません。面白くないわけではないのですが、それは原作が良いからでしょう。特に、野球に関する描写がいい加減だと評判が良くないようです。ただ、長澤まさみだけでなく出演者が良い演技をしているので見ていられるといった感じかもしれません。

本作は言うまでもなく少年サンデーに1981年から1986年にかけて連載されていたあだち充の漫画作品の実写映画化で、原作は私が小学校高学年から高校生になる頃にかけて連載されていたことになりますが、私が読んだのは連載終了後の単行本だったのではないかと思います。ちなみに私はちょっと先に始まり並行して連載されていた「みゆき」の方が好きでしたが、「タッチ」もしっかり読みました。「みゆき」も1983年に映画化されているようですが、連載中に上映されているので物語も途中で終わっているようですが、どうなのでしょうか。

もともと原作の主人公は上杉達也でしたが、この映画では長澤まさみ演じる浅倉南が主人公とされているようです。とはいえ、達也の視点で描かれている場面も少なくないので、圧倒的に南というわけではないと思います。達也と和也は設定と同じく実際の双子である斉藤祥太・慶太の兄弟が演じています。顔はそっくりな二人ですが、しっかりと正確の違いが見た目にも現れるようになっていました。なお、この作品でもまた風吹ジュンと小日向文世が達也和也の両親役で出演していて、日本の映画界も狭いのかななんて思ってしまいましたが、どうしても気の合う人達が集まりがちなのかもしれませんね。

しかしそれにしても、さんまの言う通り長澤まさみが本当に可愛いです。私は最近の落ち着いた彼女の方が素敵だと思っていましたが、若い頃は若い頃でたまらなく可愛くて、ペットにしたいというか、パトロンになりたいというか…ちょっと危ない感じになってきました。

海街diary

こんな美人姉妹がいてたまるか。

先日読んだ「マスカレード・ホテル」はとても面白くて、その前日譚である「マスカレード・イブ」と続編の「マスカレード・ナイト」も図書館から借りてきて立て続けに読んでしまいました。すると、ちょっと変な話なのですが、これらの作品のヒロインである山岸尚美を演じていた長澤まさみについて、映画本編ではなくただ予告編を見ただけなのに、役柄と重ね合わせて好感を持つようになってしまいました。私は普段テレビをほとんど見ないので日本の芸能人は全然知らないのですが、俄然注目するようになっています。

そんなところでこの週末に時間があったので、長澤まさみが出演している映画をAmazon Prime Videoで観ることができないかと探してみて見つけたのが「海街diary」という2015年の作品でした。

海街diary

posted with amazlet at 19.05.19

(2015-12-16)売り上げランキング: 39,194

Amazon.co.jpで詳細を見る

本作は同名のマンガ「海街diary」を原作として映画化されたものですが、古都鎌倉を舞台に、もともと暮らしていた三姉妹のもとに腹違いの妹が同居するようになり、その後本当の家族になっていく過程を描いた物語です。鎌倉のゆったりした空気の中で描かれる姉妹とそれを取り巻く人々の日常がほのぼのしていて、ちょっとした事件はあっても大してハラハラすることもなく、ゆったりと見ていられるタイプの映画なので、休日の日中に観るにはぴったりでした。

この主人公姉妹のうちの次女役が長澤まさみで、長女を綾瀬はるか、三女を夏帆が演じており、そして四女となるのが広瀬すずです。それぞれタイプの違う4人の仲の良さそうなところを見ているだけで、もともと細い私の目もさらに細くなってしまいました。もともと長澤まさみの演技を見たいという変な動機で観た映画ですが、他の3人もとても良くて、また風吹ジュンが演じる近所の食堂のおばちゃんや、リリー・フランキーの喫茶店のマスターなどもとても雰囲気がありました。

なお、Wikipediaの4人のページに載っている写真は皆「2015年、第68回カンヌ国際映画祭にて」となっていますが、それはこの作品が出品されたときのものですね。残念ながら受賞はならなかったようですが、とても日本らしい映画だと思いますので、観客には暖かく迎えられたのではないでしょうか。

ということで、本作を観て私は長澤まさみがますます好きになりました。彼女の出演作はたくさんありますので、今後ゆっくり楽しませてもらいたいと思います。

Hunter Killer

「潜水艦映画にハズレなし」だそうです。

映画の予告編というのは本編が完成する前に本編のカットを利用して作られるようで、本編のストーリーとは全く違うものになっていたりするのであまりあてにならないものです。予告編を作ったあとで脚本が書き換えられるということもあるでしょうし、あえてネタバレにならないようにカットの順序を入れ替えて完全に別物のように作ってしまう場合もあるでしょう。そんなものなので、予告編を見ただけでその映画を観るべきかどうかを判断するのも難しいものです。

今回観た「ハンターキラー 潜航せよ」については予告ではとても面白そうに見えたのですが、その後日本に先行して公開されたアメリカでの興行成績や評価があまり芳しいものではなかったので、本作を劇場で観るのは見送って、Amazon Prime Videoかなにかで後で観ようと思っていました。しかし最近、高校時代の友人が観てきて面白かったとFacebook等に投稿しているのを見てやっぱり観たくなってしまい、公開から1ヶ月ほど立った昨晩、まだレイトショーのみで上映されていたので劇場へ足を運んでみたのでした。

その結果、心地よい緊張感が持続する、とても面白い映画でした。そんなにうまくいくものか、と思うような場面もありますが、そこはお話として単純に楽しんでおきましょう。あらすじとしてはクーデターで海軍基地内に監禁されたロシア大統領を、アメリカの潜水艦とNavy SEALsの特殊部隊が救出する、という荒唐無稽とも言えるものですが、娯楽映画というのはそういうものでしょう。

Rotten TomatoesのTomatometerは36%ながらAudience Scoreは71%ということなので、専門家受けは良くないけれど一般には楽しめる、ということなのではないでしょうか。批評を見てみると「これまでの潜水艦映画ですでに描かれたものと同じで新しさがない」というのが低評価の理由のようなので、沢山の潜水艦映画を観てきたという人以外には当てはまらない評価と言えそうです。

映画そのものから外れてちょっと面白かったのは、ロシア人同士がロシア語で会話している設定の場面では、ロシア訛りっぽい英語で表現されていたことです。007シリーズなどでちょっとした会話だけのときは実際のロシア語の音声に英語字幕が付けられていることが多く、またほとんどの会話が外国語という設定の場合にはすべて英語に置き換えられているのではないかと思いますが、本作では比較的会話が多く物語にも直接関わっている一方、アメリカとロシアを区別する必要もあったためかもしれません。ただ、これを日本に当てはめたとき、日本人の訛りっぽい英語を他国の俳優が喋っていたとしたら、あまり良い感じはしませんね。

なお、本作ではロシアの潜水艦艦長をMikael Nyqvistが演じていますが、撮影後に公開までの間に亡くなってしまったらしく遺作となっており、本作はMikaelと、同じく亡くなったらしいプロデューサーの一人、John Thompsonに捧げられています。