今朝からマクドナルドの一部店舗でシステム障害により会計ができないと伝えられていて、最近にもそんな事があったばかりではないかと思っていたのですが、実はこれは問題の先駆けだったようで、その後世界中の様々なシステムで障害が発生して業務が滞ったりしていたようです。
その原因となっていたのがCrowdStrike社のソフトウェアのアップデートだったようで、同社は現在対策に取り組んでいるという声明を出しています。
私は今まで関わりがなく知らなかったのですが、同社は世界的に高いシェアを持つサイバーセキュリティ企業ということで、その顧客企業があぶり出されるような形になってしまったようです。各企業のPCでアップデートによる問題が発生し、ブルースクリーンとなって使用不能となったようですが、サイバーセキュリティ対策のソフトウェアがサイバーテロまがいの結果をもたらしてしまうとは皮肉なものです。今回のインシデントは同社の業績に同影響するのか、ちょっと気になりますが、損害賠償などは免責されるようなEULAになっていて直接的な影響はないのでしょうね。
しかしもし自分が仕事に使っているPCがブルースクリーンから復旧できない状態になったら、もう仕事をする気にもなれませんよね。私ならもうその場で休暇にしてしまうかもしれませんが、幸か不幸か私の勤務先ではまったく影響ありませんでした。