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#FightLyme with Avril Lavigne + Friends

正直期待はずれではありましたが…
🎤

音楽といえば基本的に洋楽ばかり聴いている私ですが、好きなアーティストの一人がAvril Lavigneです。Avrilは容姿も美しいのですが、それ以上に彼女の書く歌と声が非常に素敵です。私は特にバラード系の歌が素晴らしいと思っていて、一番好きなのは2013年にリリースされた、当時の夫Chad Kroegerとのデュエット曲”Let Me Go“です。

このAvrilが久しぶりのワールドツアーで日本にも来る、ということでぜひ行きたいと思っていたもののチケットを取ることができず見送っていたのですが、その後COVID-19のせいでツアー自体がキャンセルになってしまいました。これは他のアーティストも同様なので仕方のないことだとは思いますが、その後オンラインライブをやるということが発表され、それならばと私もチケットを購入して視聴しました。それが日本時間の今日開催された”#FightLyme with Avril Lavigne + Friends”という名前のイベントです。

そもそも、Avrilは2014年から2015年にかけて表に出てきていなかったのですが、その原因となったのが「ライム病」という病気で、5ヶ月もの間寝たきりになっていたとのことです。野外でダニによって媒介される病気で、日本でも発生することがあるということなので、決して他人事ではありません。軽いものから深刻なものまで様々な症状が見られるようですが、ダニに咬まれることでそんな大変なことになるとは私も思っていませんでした。

今回のイベントはその収益のすべてが、Avrilが自身の経験から設立したThe Avril Lavigne Foundationに送られるチャリティーコンサートとなっています。このため、曲の合間合間にライム病や支援団体などの説明が入っており、またイベント自体が1時間弱で終わってしまい、さらに”+ Friends”とあるようにAvril以外にRob Thomas, Alessia Cara, OneRepublicといったアーティストも1, 2曲ずつ披露していて、結局Avril自身の歌は4曲(Girlfriend, My Happy Ending, Head Above Water, We Are Warriors)だけというかなり物足りないものになってしまいました。

とはいえ、チケット代金は$25とコンサートとしては安く、最初からチャリティーイベントであると言われていたので、これは仕方のないことでしょう。それでも4曲ともすべてギターかピアノによるアコースティックな演奏で、Avrilの歌もアルバムでは聴けないものだったので、これはこれで相応の価値はあるかもしれません。動画は48時間以内ならくり返し観ることができるのですが、2回目以降は飛ばし飛ばし観ればいいかな、と思ってとりあえずもう一度観ておきました。

ということで、やはり本物のコンサートにはまったく及ばないものだったので、いつか生のAvrilをこの目で見て、生の歌声を聴いてみたいものです。早く安心してライブを開き、聴きに行ける世界が来るといいのですが…

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Yesterday

損害賠償がちょっと心配です。
🎸

突然地球規模の停電が起こり、売れないミュージシャンのJack Malikが交通事故に遭って目を覚ますとそこはThe Beatlesのいなかった世界だった、というドラえもんひみつ道具もしもボックス」で「もしもビートルズがいなかったら」と言ったときのような話が、先日観た映画「イエスタデイ」のストーリーです。JackはThe Beatlesの楽曲を思い出して再現しては自分が作ったかのように売り出していき、世界的なスターへの道を歩み始めるのですが、そんな彼にも良心の呵責があって…というような感じです。

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本作にはEd Sheeranが本人役で出演したりもしているのですが、主人公Jackを演じているのは先日観た「TENET テネット」にフィクサーとして登場し飛行機を操縦するMahirを演じていたHimesh Patelです。ただ、TENETでは物静かな落ち着いた役だったので本作のJackとはだいぶイメージが違っているのではないでしょうか。なお、本作がAmazon Prime Videoで無料で観られるようになっているのはTENETのプロモーションのためなのでしょうか。

必然的に劇中歌として何曲もThe Beatlesの楽曲が使われているのですが、Jackが覚えていてコピーできるような曲ということで、誰でも聴いたことがあるような名曲の数々が使われることになっています。実はThe Beatlesの曲についてはあまり良く知らない私でもほとんどの曲を知っていたので、ちょっとでも洋楽に関心のある人であればだいたい聴いたことがあるものばかりなのではないでしょうか。しかし、サントラ盤もありますが、やはり聴くならオリジナルの方を聴くべきでしょう。

もちろん本作は完全なファンタジーですが、The Beatlesへの敬意と愛はちゃんと感じられる物語になっていて、結末はちょっとほろ苦いような感じでジーンと来るような話になっています。The Beatlesが好きな人はもちろん、そうでない人は入門編としても楽しめる作品になっているのではないでしょうか。

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Teen Spirit

観ておいて良かったとは思いますが。
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私が追いかけている映画俳優は何人かいますが、2011年に「スーパーエイト」を観て惹きつけられて以来チェックしているのがElle Fanningです。仲の良い姉のDakota Fanningと兄弟でそれぞれ異なる魅力で活躍していますが、4歳離れた姉に比べるとメジャー作品への出演はあまり多くありませんが、演技力は決して負けていないと信じています。

そのElleの本邦における最新作が「ティーンスピリット」なのですが、残念ながら日本での上映館は結構限られていて兵庫県内では2館のみ、自宅から最も近いのが神戸ということなので、鑑賞料金とほぼ同じだけの交通費をかけて観に行ってきました。しかし、日曜日の朝9時過ぎからということではあったものの、神戸なのに入場者は私を含めて3名のみという状況だったので、限定的な公開になってしまったのも仕方ないかと納得せざるを得ません。

本作はElle演じる主人公のViolet Valenskiという、ポーランドからの移民でイギリスのワイト島の小さな村に住む少女が、閉塞的な生活から抜け出すためにオーディション番組”Teen Spirit”に出演し、成功を掴むまでの物語となっています。ストーリーはVioletを中心に彼女の心の動きと、彼女の指導者兼マネージャーとなる元オペラ歌手Vladimir Brajkovicとの繋がりを描くものとなっています。

Vladimirを演じているのはクロアチア人俳優のZlatko Burićなのですが、どこかで見たような気がしてなりません。フィルモグラフィーを見ても彼はあまりハリウッド作品への出演歴はなく、その中で私が観たのは「2012」くらいで、10年前なので内容は全く覚えていませんが、それほど印象的な役柄だったとも思えません。他になにか私が見逃している作品があったのでしょうか。

宣伝のためかとは思いますが、本作ではElleの歌唱力が高く評価されているというような話で、Violetが歌う場面が数多く、そして長い時間盛り込まれています。特にオーディションのシーンではほぼフルコーラス聞かせていて、凄く上手いというわけではないものの、プロフェッショナルらしく歌い上げていると思います。さすがに俳優としての発声などはトレーニングを受けているでしょうから、まったくの素人とは違いますね。特にSigridの”Don’t Kill My Vibe“を歌うところではなかなかの迫力があり、物語としても説得力があったのではないでしょうか。

なお本作はMax Minghellaの初監督作とのことなのですが、良いところもあったとは思うものの、全体的にちょっとダラダラと引き伸ばされているような感じがしてしまいました。私はこれまでに見た中で最も美しいElleの姿を見ることができたので良かったのですが…