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WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~ (2014年の映画)

これを観て林業に携わりたいと思うかどうかは…

私はつい最近までほとんど邦画も観ていませんでしたし、テレビも見ないので知らなかったのですが、今回観た「WOOD JOB! 〜神去なあなあ日常〜」の主演である染谷将太というのは子役出身で非常に多くの作品に出演しており、来年の大河ドラマ「麒麟がくる」では主人公明智光秀の宿敵となる織田信長を演じる予定であり、さらに2015年にはあの菊地凛子と結婚している、と公私に渡って大活躍する今をときめく俳優だったのですね。そんな人物を知らなかったとはまったく恥ずかしいことです。

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本作は大学受験に失敗した主人公の平野勇気が、偶然見つけた林業研修生の募集パンフレットの写真に惹かれて申し込み、その一年間の研修を通じて林業と田舎暮らしと格闘し成長する様子を描いたものです。勇気は最初は舐めた態度で観ている方もイライラするほどですが、様々な出来事があって彼も大きく変わることになります。また、長澤まさみが演じているのがパンフレットに載っていたその人、直紀というわけで、最初は取り付く島もないという態度ですが、それにも理由があって…ということです。

都会の若者がいきなり携帯電話も通じないような山奥の集落で一年間も過ごすとなると、相当なストレスではないかと思いますが、林業というのも日本に無くてはならない産業の一つです。林業が盛んな地域というのは必然的に過疎化が進むような田舎になってしまうでしょうから、若い世代が少なくて高齢化が進んでしまっているのではないでしょうか。この映画のような林業研修というのは現実にも行われているのでしょうが、最後までやり通して実際に林業に携わるようにまでなるという人は本当に少ないのでしょうね。

私は例によって長澤まさみ目当てでこの作品を観ましたが、それ以上に林業の魅力を感じることになりました。さすがに私の歳では今から林業に転向というわけには行きませんが、今後は敬意と興味を持って接していきたいと思います。

そのときは彼によろしく (2007年の映画)

突然こんな美女が現れたら…

本当に自分でもどうかしているというくらい長澤まさみの映画ばかり観ている私ですが、いかに活躍している女優だと言っても遠からずそのネタも尽きるでしょう。ただ、テレビドラマにまで手を伸ばしてしまうとまたキリが無くなりそうで怖いですが、今のところその予定はありません。

ということで、今度観たのは映画「そのときは彼によろしく」です。

そのときは彼によろしく

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この作品は同名の小説を原作にしたもので、大きくアレンジされてはおらず、基本的には忠実に映画化されているようです。

そのときは彼によろしく (小学館文庫)

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水草専門店を営む主人公、智史のもとにある日森川鈴音と名乗る美女が訪れ、アルバイトとして住まわせてほしいと頼まれ、それを受け入れると…とネタバレを避けるとこんなものしかかけませんが、物語としては前後編に分かれるようなものになっています。ただ、それもどう別れているのかを書くわけにも行かないのでなかなかもどかしく、こうして記事にするには向かない作品なのかもしれません。

智史を演じているのは山田孝之、そして鈴音を演じるのはもちろん長澤まさみということになりますが、この組み合わせは昨年公開された「50回目のファーストキス」で再現されることになります。この11年後の作品ではその間に特に山田孝之の方が年齢を重ねてダンディーな感じになっているようですが、本作ではまだ20代半ばの若く未熟な若者の役柄です。なおここで未熟と言っているのはあくまで役柄のことで、演技についてそのように感じることはありません。長澤まさみについてはこういう役をさせたら本当に上手いとしか言えません。明るくキュートでゴージャスで、それでいて憂いのある女性というのは彼女そのものなのではないかと思ってしまいます。

しかし、脚本の方はちょっと引っ張りすぎているような気がしてしまいました。もう少しコンパクトに纏めた方がより締まって良かったように思います。これで終わるのかな、と思ったらまだまだ続いたという感じで、決して退屈というわけではないのですが…まあ素人の私が言うだけなら簡単なのでしょうが。

涙そうそう (2006年の映画)

沖縄にもまた行きたい。

相変わらず長澤まさみ出演作品を漁るように観ている私ですが、今回は映画「涙そうそう」です。「涙そうそう」といえば森山良子作詞、BEGIN作曲による楽曲で、夏川りみによるカバーも有名な名曲ですが、この歌の歌詞をモチーフに映画化した作品とのことです。森山良子が若くして亡くした兄を想って作った歌だということで、歌詞を見てみると確かにそのような内容になっています。

涙そうそう

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映画の舞台となっているのは沖縄県那覇市で、自分の店を持つことを夢見て必死に働く兄、新垣洋太郎と、高校進学を機に離島から本島の兄の元へとやってきた妹、カオルの物語です。洋太郎は妻夫木聡が演じており、その可愛い妹の役が長澤まさみということになります。二人は幼い頃に父が失踪し、母を亡くしたために並の兄妹以上に固い絆で結ばれています。

南国沖縄ということでエキゾチックで開放的な雰囲気の映像になっていて、非日常感があります。普通であればかなりジメジメした感じになってしまいそうなものですが、これが悲壮感を和らげることになっているのかもしれません。私も一度だけ沖縄に行ったことがありますが、日本でありながら本土とは違う独特な感覚がありますね。本作にも登場するA&Wなどもその一因ではないかと思います。他にもこの映画には沖縄ならではという場面が多々ありますので、そのような一種の異国情緒を味わうのもよいのではないでしょうか。

撮影当時は長澤まさみも19歳になるかどうかというところだったはずですが、この時点ですでに10本以上の映画に出演し、半数以上で主演あるいはヒロインという役どころで、本作でも可愛いだけではなくその演技力を存分に発揮しているのではないでしょうか。一方の妻夫木聡の方も同じようにすでにキャリアを積んだ状態であり、演技に何ら問題はないのですが、必死に働いていると言う割にはきれいすぎるというか、線が細いようにも思えました。あと気がかりだったのは、沖縄の方言は微妙なアクセントが難しそうですが、うまくできているのかどうかです。たまにドラマなどで関西弁がちょっとおかしい、とネイティブでない私でもわかるくらい変な人がいるので、気になってしまいました。