LOXJIE A30

侮ってはいけない。

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自宅のオーディオは、といっても今の音源はほとんどMacなのですが、ヤマハDSP-A492(PDF)という20年以上前に購入したAVアンプを中心に構成していました。しかしさすがにいろいろ不調になってきていて、押したスイッチが一度で反応しなかったり、他のスイッチを押したときの反応になってしまったりと、だましだまし使っているような状況になっていて、またAVアンプといっても映像の入出力はコンポジット信号で今どき使いようがなかったりで、だいぶ前から買い替えたいと思っていたのですが、最近購入したFire TV Stickの使い勝手を良くしたいと思い、ついに新しいアンプの購入に踏み切ることにしました。

最初は国産メーカーの製品を買おうと思い、実際に購入したのですが、中国発送の商品が届かなかったため返金してもらったのでした。その後いろいろ考えて、国産にこだわる必要はないな、中国製の良さそうなものがあるな、ということでAmazonにもたくさんある中から選択したのが、LOXJIEというブランドのA30という製品です。

LOXJIEというのをどう読むのが正しいのかわかりませんが、そのまま「ロクスジー」でいいのでしょうか。中国深圳の企業のようですが、ウェブサイトを見る限りまだあまり多くの製品を持たない、数多ある新しい企業のようです。しかし、ウェブサイトは洗練されていますし、届いた製品の作りや梱包もしっかりしていて高品質感があります。そして届いてからしばらく使っていても何も不具合はありませんし、肝心の音質も申し分ないように思います。

これまで使ってみて感じたいいところ:

  • コンパクト
  • シンプル
  • 使いやすいリモコン
  • PC, MacとUSB接続可、ドライバ等のインストール不要

大きさは 151 x 170 x 38 mmということで、ちょうどCDケースを4枚ほど積み重ねたくらいのものなので、これまで使っていたAVアンプと比べるまでもなく非常にコンパクトです。中身は結構スカスカなくせにかなり邪魔だった大柄なアンプが、モニターの下の隙間におけるくらい薄くなったので、机の上がだいぶ広く使えるようになりました。

また製品の全面には液晶ディスプレイとボリュームダイヤルとプッシュボタンを兼ねたノブ、6.3mmのヘッドフォンジャックしかないので、見た目が非常にスッキリしていて良いです。液晶ディスプレイの表示色は8色から選択できますが、私はシンプルな白にして使おうかと思っています。

なお、本体のみでもほぼすべての操作が可能ですが、ボリューム兼用のノブとプッシュだけでメニューを操作する必要があります。一方、リモコンでは専用ボタンでスピーカーとヘッドフォンの切り替え、入力ソースの切り替えなどが可能なので、リモコンを手に持つというステップは必要ですが、操作性はかなり良いと思います。日常的に頻繁に操作するのは電源ON/OFFの他は入力と出力それぞれの切り替えだけなので、それがボタン一つだけで済んでしまうというのは非常に楽です。

入力ソースとしてはBluetoothUSB同軸デジタル、光デジタル、アナログの5種ですが、同軸デジタルとアナログの片側のRCA端子は共有しているので排他利用ということになる一方、同軸デジタルと光デジタルは選択可能なので別系統となっているようです。USBはOS標準のドライバでハイレゾ音源として使用できるようですが、なんの手間もかからず使うことができました。

本製品はプリメインアンプなので出力としてはヘッドフォンとスピーカーが選択でき、さらにサブウーファー用のローパスフィルター出力もあります。このサブウーファー出力がないために惜しくも私の選択肢から外れた製品も少なくありませんが、このA30には私にとって必要なものが全て揃っています。この出力をサブウーファーに接続しているのですが、実はつい先日からこのサブウーファーの調子が悪くて、修理するまでの間電源を切っているというのが悲しいところです。

なお、私のユースケースでは入力ソースとしてのiPhoneとFire TV Stickの切り替えがちょっと面倒なので、できればWi-FiもついていてAirPlayが使えたらもっと楽なのだろうと思うのですが、それは配信サービスにも対応したネットワークオーディオに任せるべきなのでしょう。欲を言えばキリがなく、やりたいことはBluetoothでできるのですから我慢しましょう。Bluetoothの感度や安定度も申し分ありません。

ということで、最初は若干不安を感じていた中国製品ですが、それはちょうど40年ほど前に日本製品について言われていたようなことと同じなのでしょう。国内メーカーでは5年以上も前の製品が現役で売られているようですが、この進化の速い世界で5年前とは一昔以上前の技術でしょうから、そんなものを買って後悔せずに済んで良かったのではないかと思っています。とにかく、この製品にはなんの不満もありませんし、今後も中国製品だろうが偏見を持つことなく、良いものをしっかり見極めて購入していければと思います。

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