今回で5回目の台湾旅行となる私ですが、台湾のどこがそんなに良いのかと聞かれるとちょっと説明に困ります。まあ食べ物が口に合うというのも大きいのですが、台湾の人々が穏やかで優しく、とても居心地が良いというのが一番大きいのではないかと思います。したがって台湾での滞在中、私は特に目的もなくブラブラしているだけでもいいくらいなのですが、今回は母を連れてきているのでそういうわけにもいきません。
ということで、これまで行ったことのなかった野柳地質公園に行ってみることにしました。台北の北東の岬に位置するこの地質公園は、風化や海水による侵食でできた奇岩の数々が見ものとなっています。その中でも特に有名なのは「女王の頭」と呼ばれるもので、ある角度から見ると王冠をかぶった女王の横顔のように見えるというのですが、実際に見てみても結構はっきりとそう見えるものでした。しかしこの女王の首が近年どんどん細くなってきていて、あと何年持つだろうかという感じになってきています。今のうちに見ておいて良かったのではないでしょうか。
しかし、そんな状態であるにもかかわらず、女王の頭以外の奇岩はすぐそばに近づいて自由に触れられるような状態になっています。女王の頭だけは特別扱いされていて、その前で記念撮影をするために行列ができていて、あまり時間を取りすぎるとそばにいる警備員に怒られて交代させられているようでした。また、いつか頭が落ちてしまうのだとすると、その時にそばにいることは危険なので、近寄らないようにしているのかもしれません。
奇岩があるだけと言えばそれまでではあるのですが、ちょっとした散策になり見応えもありましたし、他に似たようなものは聞いたこともないので、一見の価値はあるのではないでしょうか。この日が台湾の3連休の初日だったこともあるかもしれませんが、次から次へと観光客が訪れていてなかなかの賑わいでした。

