イスラエルとアメリカによるイラン攻撃に端を発するホルムズ海峡の封鎖など中東情勢の悪化により、おもに原油の輸入に大きな影響が出ていることは以前から伝えられているところです。この状況に対して政府関係者も奔走していることと思いますが、産油国以外の世界中の国々が同じような状況に陥っているわけですから、量的に確保できたとしても価格の高騰は免れないことでしょう。
原油不足というと影響が見えやすいのはガソリン価格の上昇ですが、実際は現代の生活で石油に支えられているところは非常に大きく、ありとあらゆるところに影響が出てきます。その一つとして話題になっているのが、住宅設備メーカーのTOTOが部材不足の影響でユニットバス・システムバスの新規受注を停止した、という件です。また、これに続いて同業のLIXILやパナソニックハウジングソリューションズも顧客に対して納期を未定と回答していると報じられていますし、タカラスタンダードも納期・数量・価格等に影響が発生する可能性がある(PDF)としています。
こうして住宅設備に集中的に影響が出ると、今まさに家を建てている人などは本当に困ってしまいますね。システムバスなどがない状態では工事を進めることもできませんし、工期が伸びるとそれもまたコストアップに直結してしまいます。この問題が長期化すると他にも様々な部材に影響が出る可能性がありますし、これは何も住宅に限った話でもありません。
他にもわさビーフの山芳製菓が重油の調達が困難となって工場の操業を一時停止し、その後再開したということもニュースになったりもしましたが、果たして解決というのはいつになるのでしょうか。まったくあの大統領も余計なことをしてくれたものです。

