もう4月に入ったというのに季節外れな話題になりますが、日本でもクリスマス前になるとケーキ屋やパン屋でシュトーレンが売られているのを当たり前に見るようになりました。もともとドイツの伝統的な菓子パンで、クリスマスを待つ期間に少しずつスライスして食べる習慣があるということで、日本でもクリスマスの特別な季節感を演出するためにはぴったりのものなのでしょう。
昨年末から年始にかけて、次男がドイツに遊びに行っていたことはすでに何度か書いていますが、私も妻もこのシュトーレンが好きなので、お土産として頼んだものの一つに「本場ドイツのシュトーレン」というのがありました。行ったのがクリスマスの直後だったので、もうすでに店頭からはほとんど消えてしまっていたようなのですが、何とか見つけたものを買ってきてくれました。その一つがManufactumという会社のWeihnachtsstollen (クリスマスシュトーレン)、Marzipanstollenというものです。
賞味期限が5月2日までと長かったので大切に取っておいていたのですが、さすがにそろそろ食べたほうがいいだろう、ということで先ほど切って食べてみました。ずっしりと重いシュトーレンで、中心部にはマジパンが入っています。シュトーレン本体にもグラニュー糖がまぶされていますが、バニラ入りの粉糖が別添えになっていて、食べる直前にかけるように指示されています。その通りにしてみましたが、それでも甘すぎることはなく、しかし食べ応えがあり、コーヒーや紅茶と一緒にいただくと幸せになれます。ドライフルーツは少なめですが、バランスは悪くないと思います。
材料として砂糖やバター、ドライフルーツをたっぷり使うこともあり、日本でもまあまあ高価なお菓子となっていますが、本場でも1本€14.90 (約2700円)となかなかな値段です。しかし、近年のヨーロッパの物価はかなり高くなっているので、相対的にはそこまで高いものではないのかもしれません。今年1月時点のビッグマック指数では、ユーロ圏では日本円ベースで+133%、つまり日本の2.33倍ということですから、これを考慮すると大雑把には1200円程度の感覚と言えそうなので、それなら日本で買うよりはだいぶ手頃ですね。

