東京の新しい名所として東京スカイツリーが完成したのはもう10年以上前の2012年のことですが、実は私はまだ一度も中に入ったことがありません。建築中には2回ほど見に行っているのですが、完成してしまうといつでも行けると思ってしまうのか、展望台まで上がろうという気になれずにいます。敷地内には一度入ったことがあるのですが、そのときは天気が良くなかったのでやめておいたのでした。

その東京スカイツリーの4階と地上350mの展望台とを結ぶ展望台エレベーターが途中で停止し、夜8時過ぎから深夜2時まで6時間近くにわたって乗客が閉じ込められる(PDF)という事故があったと報じられました。動かなくなったエレベーターに閉じ込められた乗客は、横付けされた隣のエレベーターまで掛けられた板を渡って避難したとのことです。停止したのが地上30mの地点だったのでまだ何とかなったのでしょうが、それでも踏み外せば命に関わる事態はまぬがれないはずで、その緊張たるや想像も及びません。

スカイツリーはその後2日経った24日も点検のために臨時休業とし、25日もすでに休業を決めており、26日以降も未定となっているそうです。停止したエレベーターは東芝エレベータ製と明かされていますが、関係者は今頃どのような思いをしているでしょうか。想像するだけで胃が痛くなりそうです。しかし、実は2015年と2017年にも急停止する事案があったものの、安全確認が取れたとして原因が特定されないまま運転を再開していたとのことで、管理面の問題も気になるところです。

私は高所恐怖症ではなく、むしろ高いところが好きな○○なのですが、今回のようなことがあると今後はエレベーターに乗るたびに「いつか停まるかもしれない」と不安になってしまいそうです。少なくとも、原因がはっきりするまでは東京スカイツリーのエレベーターに乗るのは避けたいところです。直接身体に危険がなくても、閉じ込められて緊急用トイレを使わなければいけなくなるとか、だいぶ嫌ですよね。さらにもしもそういう時にヒステリーを起こすような人や、身勝手な輩がいたりすると…想像するだけでも恐ろしいです。