日本のパスポートの申請手数料は現在10年用で約16000円、5年用で約11000円となっていて、12歳未満は約6000円となっていますが、これを10年用で9000円程度に値下げする方向で政府が調整に入っているとのことです。

これは現在検討されている国際観光旅客税、いわゆる出国税の引き上げに伴う日本国民の負担を軽減するための策として考えられたものだということですが、出国税が1000円から3000円に上がるということは、10年間で3回までは値下げになります。それ以上の頻度で海外へ行く人というのは多くはないのでしょうか。確かに私自身も以前は出張以外で海外に行くのは10年に1回か2回だったので、その程度なのかもしれませんが、今年は台湾と韓国へ計4回も行ってしまいました。

今年の初めには日本人のパスポート保有率がわずか17.5%と報じられていたので、もっと保有率を上げるための処置なのかとも思ったのですが、そういう意図も多少はあるのでしょうか。私は父の海外赴任について行った中学生の時からずっと保有し続けているので、パスポートは常に持っていることが自然だったのですが、そこまで保有率が低いものとは思いませんでした。使いもしないのに持っている必要はないと思いますが、韓国や台湾などは近くて安いのですから、もっと気軽に海外旅行をしたらいいのにと思います。

なお、これらとは別にビザの発給手数料を引き上げる方針もあるとのことで、現在の3000円を欧米諸国並みの15000円にすることを検討中だそうですが、現在の3000円というのはあまりに安すぎます。実際にかかる費用はとても3000円では済まないはずで、それで儲ける必要はありませんが、損はしない程度にはすべきでないでしょうか。呼び込みたい多くの観光客はビザ免除で入国しているでしょうから、それで観光需要が冷え込むということもないはずですね。