ホイップクリームというのはどうしてこんなに美味しく感じるのでしょうか。牛乳の脂肪分を泡立てたもので、主成分は水と油なのに、全く困ったものです。さらにそれがパン、しかもデニッシュという大量のバターを使ったパンの中に詰まっているとしたら、そんなに背徳的な食べ物があっていいのか…というのは大袈裟にしても、明らかに体に良くないのに、それが分かっていてもつい食べたくなってしまうものです。いい歳してよくそんなものが食べられるな、と言われるかもしれませんが、私はアルコールが全く飲めない代わりにこういうものが好きなのだから仕方ありません。

今回買ってしまったのは、近所のスーパーマーケットを覗いた時に見つけたフジパンの「沼るデニッシュ」という製品です。この商品名を聞いてもデニッシュであること以外は何もわかりませんが、真っ白なパッケージを見ても「もう、抜け出せない」などと書いてあるだけで、まだよくわかりません。一応さらに小さい文字で「ホイップクリームを入れたデニッシュです」と書かれているのですが、それでもまだわかりづらいと思ってか、断面写真とともに「#たっぷりホイップ #ほんのり香るレモン」とハッシュタグが付けられたシールが貼られていて、これを見てようやくわかるといったところです。私が購入したときには店頭にPOPが出ていたので、それでわかりました。

ということで、この商品はデニッシュの中にレモンの香りがつけられたホイップクリームが詰まっているというものです。昨年秋頃に発売されていたようですが、それが今月リニューアルされて再発売されていたようです。このレモンの香りが賛否両論というか、見る限りあまり評判が良くないようですが、私はさっぱりしていて良いと思いました。デニッシュの生地はかなりしっかりした硬めのものなので、昨日のしっとりビスケットサンドと同様にかじりつくと脇からクリームがはみ出てきてしまいます。これを食べていて思ったのは、シュークリームの皮の柔らかさは絶妙だな、ということでした。シュークリームではあまり気になりませんよね。

ちなみに、もぐナビというサイトの口コミを見ると、リベイクすると美味しいというようなコメントがありました。そのちょっとしたひと手間でぐっと美味しくなるのかもしれませんが、買ってきてわざわざオーブントースターに入れるというのはなかなかのこだわりだと思います。一度試してみたいとは思いますが、それで美味しかったからといって私は毎回はしないでしょうね。