日本の企業にお勤めの方は、特に歴史のある会社の場合は3月が年度の終わりということが多いのではないかと思いますが、私の勤務先もその一つで、今週末の3月15日がいくつかある年度区切りの一つとなっているため、今年度で退職する人にとっては今日が最終稼働日でした。特に今年は希望退職制度が設けられたため、例年に比べて多くの人が会社を去っていくこととなり、今日はその挨拶などがありました。

人材の流動化が進んでいるアメリカでは、一年中時期に関わらず退職していく人がいて、いちいち感傷的になることもありませんでしたし、最近は日本でも若い企業では似たような状況になっているのではないかと思います。しかし、私の勤務先はかなり古い体質の企業なので、最近は経験者採用も増えてきたとはいえ、新卒で入社して定年まで勤め上げるという人が大多数です。そういう会社なので、定年を待たずに退職するのはもともと稀で、転職の場合にはひっそりと出ていくような感じのことが多く、今回のような状況に戸惑いが隠せないという人も少なくないようです。

退職する人にも惜しまれつつ去る人からそうでない人まで様々いるとは思いますが、人生計画は人それぞれのものなので、本人が好きなように決めるべきですし、無理に引き留めるようなこともすべきでないと思っています。しかし今回、私も頼りにしていて付き合いも長かった人が辞めることとなり、業務の上で困るということもありますが、それと同時にもう来週から彼にはなかなか会えないと思うと寂しく感じてしまうものです。

実は私もすぐではないにしても定年が見えてきており、退職する側にまわるのもそう遠くない未来の話です。そのときは立つ鳥跡を濁さず、清々しく会社を去れるようにしたいものですが、果たして…