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2018年 正月

明けましておめでとうございます。

皆さんは2018年のお正月をどのように過ごされているでしょうか。我が家は今年2人の受験生を抱えているため、600kmほど離れた東京にある私の実家への帰省は取りやめて、地元でゆっくり過ごすこととなりました。また一方、妻の実家へは車で30分ほどの距離なので当然の如く行くつもりでいたのですが、同居している甥っ子が年末からおたふく風邪にかかってしまったということで、義母の方から「受験生にうつしたら大変だから来ないでくれ」と言われてしまい、それももっともなので家族水入らずの正月となったのでした。

といっても大学受験を控えた長男は毎日どこかへ行って黙々と勉強していますし、高校受験前の次男も塾へ行ったり自宅で机に向かったりという状況なので、のんびりした正月という風情ではありません。妻も子供達の世話を焼いて気ぜわしくしていますので、私だけがただひとり気ままに過ごしているような状況です。こういう時に私にできることはほとんどないので仕方ありません。

ということで、元日の今日は自宅のすぐ裏にある、標高173mの小さな山に登って初日の出を見るという初めての試みをしてみました。日の出時刻は7時8分でしたが、山頂までは1時間位かかるのではないかと家族が言うので早朝5時半過ぎに家を出て、真っ暗な中を懐中電灯の明かりを頼りに登っていったところ30分程度で山頂に到着してしまいました。その時点で日の出までちょうど1時間というところでしたが、ちょっと前に着いたらしい高校生3人組の先客がいました。

小さいとは言っても市街地の中にある山なので山頂からは街の光がなかなか綺麗です。その夜景の写真を撮りながら日の出を待ちましたが、その後続々と高校生がやって来て、最初の15人ほどはみな私以外は高校生でした。大人の姿が見えてきたのは日の出20分前くらいからで、最終的には100人以上の人が集まっていたのではないかと思いますが、登り慣れているのかうまく調整していたようです。天気は良く風もなかったのでだいぶ助かりましたが、さすがに1時間も経つとすっかり体も冷え込んでしまい、なんとか日の出まで持ちこたえたという感じです。

今日は東の方角に低い雲があったので、山の陰から登ってくる太陽というのは見ることができませんでしたが、日の出時刻を5分ほど過ぎた頃にようやく雲の上に眩しい太陽が顔を出しました。待った時間が長かったこともありますが、日の出というのはいつ見ても気持ちの良いものです。これで一年のスタートを清々しく迎えることができました。なお、今日はこのあと家族でちょっとしたごちそうを食べに行く予定ですが、日差しも暖かいのでその前にブラブラと散歩でもしてこようかと思っています。こんなのんびりした正月もたまには良いものですね。

ということで、今年も一年よろしくお願いします。

胃内視鏡検査 初体験

検査自体は問題なく。

先日急性胃炎を経験してから3ヶ月ほどが経ちましたが、胃薬を飲んで一週間ほど胃をいたわってやったところ治ったようで、その後は特に調子が悪くなることもなく元通りの生活を続けています。しかし、この時ある友人に厳しく言われてしまったということもあり、またこれまでに一度も受診したことがなかったので、内視鏡検査、いわゆる胃カメラでの検査をかかりつけの内科医にお願いして、今朝体験してきました。

一般の診察を始める前にやっているようで朝一番の検査となりますが、前日の夕食は7時までにできるだけ消化の良いものを摂り、その後は何も食べないようにということだったのですが、前日は仕事納めだったということもあり、職場のメンバーで年内で閉店してしまうカレー店に行ってしまいました。食べ終わったのはちょうど7時頃だったので問題はないと思いながら、牛すじカレーを食べてしまったことに若干の後悔がありました。

処置室に入ると最初に薄いポカリスエットのようなものを飲まされたあとで2種類の点鼻薬を差され、その後喉にスプレーされてからさらに点鼻薬、と何種類もの薬を差されましたが、いちいち説明はなかったのでなんの薬なのかはわかりません。ただ、鼻の穴が広がって息が通りやすくなったのと、喉の感覚が麻痺してきたのは自覚できたので、おそらくそのような薬だったのでしょう。そして横向きに寝かせられて待っていると、医師がおもむろに鼻から長い管のようなものを差し込み始めましたが、薬のおかげで特に不快な感覚はなく、ただ管を押し込まれた時に鼻の滑りが悪くなって頭が押されてしまうことがあるのが気になっただけでした。

麻酔はお願いしなかったので意識ははっきりしており、検査の間私もモニターを見ていたのですが、その画像はかなり鮮明でした。富士フイルム製のシステムを使用していましたが、昔のファイバースコープを直接覗いていたようなものとは医師や患者の負担も違うでしょうし、診断の確からしさも相当違うでしょうね。見ていた感じでは胃や十二指腸の内壁が想像していたよりもきれいなピンク色だったのが印象的でした。

また、スコープの横から細い管を差し込んで何やら青い薬液を注入したり吸い出したり、鉗子を差し込んで組織を取ったりできるというのもなかなかすごいことで、そんなものが鼻から出入りしてしまうということが驚きです。結局私は食道からの入り口と十二指腸への出口の近くに炎症が見られたので、1か所で組織を取って検査することになりました。

検査は10分少々で終わったと思いますが、組織を取って胃壁を傷つけたためということで、その後生まれて初めての点滴も経験してしまいました。ベッドに横になって腕に針を刺されただけですが、チューブを通って何やら黄色い液体が血液に入れられていると思うと妙な感じでした。点滴液が無くなったら空気が血管に入ってしまうのでは…などという余計な心配もしてしまいましたが、血圧というものもあるのでそんなことは怒らないのですね。そんな危なっかしいものだったら寝かせたまま放置したりはしないでしょうが。

ということで検査自体は何事もなく終わりましたが、今日一日はおかゆやうどんなど消化の良いものを食べるように言われました。また、結果の方は何か問題が見つかれば連絡するけれども、特に無ければ次の診察のときでいい、ということでした。今日は問題があったともなかったとも言いませんでしたが、何か気になることがあればさすがに言ってくれるはずですよね。まあとりあえずおとなしく結果を待つしかありませんが、何もないとはっきり分かればしばらくは安心できそうです。いずれにしても受けて良かったということになるでしょう。

第45回東京モーターショー2017

車の売りは何なのか。

学生時代から、おそらく運転免許を取得してから自動車好きとなり、それが高じてなのか何なのか一応自動車関係の仕事をしている私にとって、東京モーターショーといえば2年に一度のお祭のようなもので、以前は毎回欠かさず見に行っていました。しかしそれも2005年の第39回までのことで、理由は忘れましたが2007年には行かず、そして2008年のリーマンショックの直撃を受けた2009年の第41回では規模が大幅に縮小されて海外メーカーのほとんどが出展を取りやめてしまったこともあって入場者数が激減するという大変な年でした。私は主に輸入車を楽しみにしていたのですっかり意気消沈してしまい、このあとも自然消滅的に見に行かなくなってしまったのでした。しかし今年はなぜかふと思い立ち、2005年以来5回12年ぶりに足を運んでみました。

私が行っていた頃の会場は幕張メッセだったのですが、東京ビッグサイトができて移転してからの参加も初めてとなります。そういえば晴海の東京国際見本市会場へも父に連れられて行ったのをなんとなく覚えています。東京ビッグサイト自体には他のイベントで何度か行ったことがありますが、ここはホールが東西に分かれてしまっていて渡り廊下がちょっと長いので、その点はだだっ広い幕張メッセの方が良かったような気がします。私はJR埼京線から直通のりんかい線に乗って行ったのですが、開場が9時だと思い込んでいてちょうど9時に到着する電車で行ったため、会場前で1時間近く待つはめになってしまいました。しかし、開場時刻にはかなり多くの人が並んでいたので、結果的にスムーズに入場できたのは災い転じて福となすということでしょうか。

今回、まずは一番混みそうなトヨタを最初に見ておこう、と行ってみたのですが、ここでまず失望を味わうことになりました。そもそも私はトヨタ車が好きではないのですが、それは別として、がっかりしたのは技術展示が「まったく」無いということでした。市販車を見るならショールームにでも行けばいいことですし、コンセプトカーのハリボテを見ても私には何も面白いことがありません。そのコンセプトカーにどのような技術が込められているのか、というのが見たいところなのではないでしょうか。

しかしこれはトヨタに限ったことではありませんでした。他の多くの自動車メーカーが似たようなもので、ただ一社違っていたのがマツダです。マツダブース内で一番の人だかりができていたのはコンセプトカーでもレース仕様車でもなく、SKYACTIV-Xのエンジンです。SPCCI(火花点火制御圧縮着火)なる新しい燃焼方式で究極の燃焼効率を目指しているもので、技術そのものへの関心のみならず、純粋に技術で勝負している姿勢も多くの来場者の注目を集めていたのではないでしょうか。

また、今回の各社のブースではVRを使用した展示がかなり目立っていて、どこでも順番待ちの行列ができていました。しかし、これは目新しさで人を集めているだけで、コンテンツはともかくVR自体は自動車の技術とは直接関係のないものなので、私には白けるばかりでした。ただ、列に並ぶ気になれず体験していないので、実際に見てみるといいものだったりしたのかもしれませんが、そんなに並ばなければわからないようなものが良い展示であるとは言えないと思います。

ちなみに、実は一番楽しみにしていたMINIが出展していないというのは行ってみてから知ったという愚かしさで、今回は下調べをあまりにサボりすぎたと少々反省しています。しかし、一応一通りカーメーカーのブースは見て回りましたが、若い頃のように心躍るようなものはなくて、もう次はやっぱりこないかな…という感じです。インターネットのおかげで会場に行かないとわからないような情報はほとんどありませんしね。