オンライン語学学習サイトのDuolingoでフランス語を学び始めたというのを記事にしたのはちょうど3年ほど前のことになりますが、それ以来今日まで毎日続けてきて、1159日連続記録ということになっています。と言いつつも実は何日か都合によって学習できない時があったのですが、「連続フリーズ」(Streak Freeze)という機能(?)でジェムを消費して記録を継続したことになっているので、本当はそこまで連続しているわけではありませんが、それでも欠かしたのは10日に満たないはずです。
それならさぞかし上達しただろうと思われるかもしれませんが、毎日1レッスンでも受けることという低いところを目標にしているので、まだ過去形をやっているようなところです。しかしフランス語の過去形にもいくつもの種類があり、それをろくに説明もなく習うより慣れろでやっているので、なかなか身につかず苦労していたりします。
しかしフランス語も別にそれでフランス人と会話できるようになろうとか、フランス語の本を読めるようになろうと考えているわけではなく、単に教養として学んでいるようなものなので、ゆっくりでも残りの人生で継続していければそれでいいのではないかと思っています。と言いながら、たまに映画の中のフランス語のセリフが断片的にわかったりすると嬉しいものです。
そんな感じで実にゆっくりとしたペースでフランス語を学んでいるのですが、実は先日台湾へ行ったのをきっかけに中国語まで並行して始めてしまいました。
中国語の文字は大陸で主に使われている簡体字と、台湾や香港で使われている繁体字とがありますが、Duolingoでは簡体字しかないので仕方なくそれで進めることにしました。一方、フランス語は英語で学ぶしかなかったのですが、中国語は日本語でも途中まで学べるので、現在は日本語でやっています。
まだ初めて数ヶ月なので初歩の初歩ですが、今までのところで中国語について感じていることをまとめてみたいと思います。
- 漢字が何となくでもわかるのは楽
- 活用や性がないのも楽
- でも簡体字を見ても日本語のどの文字に相当するのかがわからないものが少なくない
- 読みが日本語に近いものもあればぜんぜん違うものもあるので覚えるのが大変
- 同じような読みでも声調が違うとまったく違う言葉になるので重要なのに覚えられない
- そもそも声調の第二声と第三声が聞き分けられない
- 拼音で-nと-ngやz-とzh-とj-、c-とch-とq-、s-、sh-、x-なども聞き分けられないし覚えられない
というような感じで、歳のせいか特に耳がついていきません。こればかりはいつか分かるようになるというようなものでもないような気がして、先行きが不安です。まあ、これも単に教養であったり、また台湾に行ったときに書かれている言葉がわかったら楽しいかな、というくらいなので、あまり高望みはしていません。そんな志の低いことでいいのだろうかとは思いますが、まあいいですよね。