会社の旅行友達とのこの春の旅行では、Maibaru Travelの「行き先は日本の夏休み🌿長良川を巡る岐阜の鉄道旅|水のまち郡上八幡、伝統の鵜飼、美濃」という動画をきっかけに岐阜を行き先に選択してみました。これまで岐阜は単なる通過地点になってしまうことが多く、あまり目的地として考えたことはなかったのですが、この動画を見て改めてその魅力を認識し、行ってみようということになったのでした。
その中で最初の目的地となったのは、動画には登場しない岐阜かかみがはら航空宇宙博物館でした。ここ各務原には現在航空自衛隊の岐阜基地と川崎重工業の岐阜工場がありますが、第二次世界大戦の頃も各種軍用機の開発・製造が行われていたところで、今はそこに航空博物館があります。
建物の前には4機の機体が屋外展示されていますが、この中では救難飛行艇US-1Aの巨大さにまず圧倒されました。以前から写真などでは見て知っていた機体ですが、実際に目の当たりにしてみると想像していたよりも遥かに大きく、ボリューム感のある機体で驚いてしまいました。
もうこの時点で結構な満足感があったのですが、2018年にリニューアルされたということで、館内はまだ真新しい感じです。しかし、展示の方は初めの方に戦時中の飛燕などがありますが、その後は各種の機体が並べられているのを見ていくだけになります。ただ、そこに並んでいる機体は実験機など特徴的なものが多く、たしかに貴重ではありますが変わったものばかりという印象でした。
とはいえ、なかなか見応えはあり、行ってみてよかったとは思いました。飛行機が好きな人はもちろん、機械が好きという人はそれなりに楽しめると思いますし、日本にはここと並ぶものはあまりないと思いますので、行ってみるといいのではないでしょうか。