今回の岐阜旅行で密かに楽しみにしていたのが、前回2017年に行って以来7年ぶりの通称「モネの池」です。

池に睡蓮などが植えられて鯉が放されているというだけの池ですが、Claude Monetの有名な睡蓮の絵を彷彿とさせるということでインターネットで話題となって一気に有名になったものです。今ではInstagramなどで海外からの観光客にも知られるようになって、以前よりもだいぶ混雑するようになったようで、ちょうど今月から駐車場利用者から500円の協力金を徴収するようになりました。

しかし私達が行ったときにはゴールデンウィーク明けだったためか、それとも協力金が惜しくなったからか、第一駐車場にも空きがあるくらいの混み具合で、池の方に行っても人でいっぱいということはありませんでした。また、直近の2,3日に雨が降ってしまうと水が濁ってしまうと言われていて懸念していたのですが、幸いにも水は澄んでいて状況は良かったです。ただ、時期的にまだ蓮の花が咲くには早かったのは残念です。

前回は「この時ほど偏光フィルターがあればと思ったことはありませんでした。」と書いていましたが、今回はこのときほど偏光フィルターのありがたみを感じることはありませんでした。どうしても水面に反射するのでスマートフォンなどでは撮影が難しいと思うのですが、偏光フィルターのおかげで完全ではないもののだいぶ楽に撮影できました。

こんなに人が集まるのに地元になんの利益もないのは良くないと以前から思っていたのですが、今回行ってみると餅松屋というお店が「モネの池名物」として「笹船巻」という餅菓子を売り出していたので、私達もいただいてみました。見た目通りの素朴なものですが、優しい甘さで美味しかったです。多少でも地元にお金を落としていくためにも、いただいてみると良いのではないかと思います。