千手観音暮れも押し迫る12月30日の今日ですが、このブログもこの記事をもって何と1000エントリー目となってしまいました。ブログツールをMovableTypeからWordPressに移行する際にうまくいかず、中途半端な状態で始めてしまったためにpermalinkの記事番号はちょっとずれてしまっていますが、管理画面によると現在有効なエントリー数は999、この記事を公開するとちょうど1000になることになっています。

「どうやらブログというものが流行り始めているらしい」ということで「はじめまして」という記事を書いて始めてみたのは2003年6月10日、今からおよそ3年半ほど前のことになります。当初は非常にムラのある書き方をしていたことと、特に最近は1日に2つ以上の記事を書くことは稀であるということを考えると、だいたいそんなものかな、というようなペースになります。1日に10以上もの記事を書いている人もいますが、私は1つの記事を書くのにかなり時間をかけてしまっているので、よほど急いで書きたいことがいくつもあるときでなければこれ以上のペースで書くことは無理です。

正確には、ブログツールを使い始める前に自作CGIを使ったウェブ日記をちょこちょこ書いていた時期があるので、もうちょっと多くの記事を書いていることになります。もともとアメリカなどでブログというものが流行り始める前から日本にはウェブ日記という文化があったので、他にもそういう方はいると思うのですが、今ではブログというものが日本でもすっかり定着してしまったのであまり見かけることはなくなりました。無料でブログサービスを提供するプロバイダも数多くなったこともあって、ウェブ日記だけではなくいわゆる「ホームページ」というものを作る人も減ってしまったようですが、それだけブログのシステムがよく考えられていて手軽に便利に使えるということなのでしょう。最近私の叔父までがブログを始めているということを聞いて驚いたばかりですが、そういった世代にまで広がっているということはブログも単なる流行ではなくなったということなのかもしれません。

このブログも始めてしばらくは1日にカウンタが10進むかどうかで一喜一憂していたりもしたものですが、最近はYahoo!Googleといった検索サイトで過去の記事に引っかかってしまって見に来てくださる方が1日100件以上いるようで、「継続は力なり」を実感しています。たまに自分でしばらく前に書いた記事を読んでみると、書いたことを完全に忘れてしまっている自分に驚いてしまうわけですが、「こんないいこと書いていたんだ…」なんて思うこともあったりします。まあ、恥ずかしくて読んでいられないようなことの方が全然多いわけですが。

また、特に積極的な宣伝はしないことにしているのですが、それでも数十人の方が定期的に訪れてくださっているようなのはとても嬉しいことです。いつもいつも推敲の足りない駄文を垂れ流していて申し訳ないとの思いもあるのですが、まだまだしばらく続けていきたいと思っていますので、ぜひ今後もよろしくお願いします。

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